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制作
早速やってみよう!
最初はなに味つくる?〇〇味にしたんだね!
子どもたちが何色を選んだのか、何味にしたのか関心をもって聴きます。
味付けだ~。コップの内側にいっぱい味付けするんだぞ~。まず3つ程度のカップを渡して
色を塗ってもらいましょう。(カラーペンをしまってから水あそびをします)
いよいよ色水に変わる瞬間!バケツのお水をすくって・・・
注ぐと・・・ できた!
きれい!おいしそう!
ここでもいっぱい子どもたちと関わります。
「飲んでみていい?いただきまーす。ごくごく、ぷはーおいしい!」と、
飲んだふりをすると喜ぶ子もいます。
次は何色にする?いろいろな色を試してみよう!
できた色水でまぜまぜ実験も面白いね! どんな色になるかな・・・わくわく・・・
わ!こんな色!すごいな!
他の色ももっとやってみたい子はコップのおかわりどうぞ。
たくさんできたね!
● 制作の展開 1 ●
きれいにできた色水を全部きれいに並べたいね!
次の楽しみをやってみよう!
一度カラーペンを片付けよう。
次も楽しいことをやる雰囲気を出しながら片付けを促します。
バケツも片付けて、机がぬれているようであれば簡単に拭きます。
片付けることで一度気持ちを切り替えます。
きれいに並べたね!似た者同士の色や全然違う色あるね。
桃色さんのお隣さんはソーダ色さんかな?
真っ黒コーラさんはだれのお隣さんかな?
丸く輪にする?四角くサイコロ・・・?
みんなのつくった色水ファミリーはどんなかたちがいいかな?
お隣の子とも一緒に好きに並べてみよう!
お花のかたちすてき! テーブルに沿って並べたんだ!
年長さんのお机はみんなで話し合って色を並べ替えたり形を変えたりできてすごい!
色水遊び楽しかった人!はーい!
(以下画像参照)こんな遊び方も!
ほんの少しずつ色水の入ったカップを、違う色同士重ねていくと色の層ができます。水を入れすぎるとあふれるので少しだけ入ったものを重ねるのがポイントです。
ねらい・目的・指導書
この課題でどんな力が育つの?
●自ら混色をすることでその過程を楽しみできあがった色水の美しさを感じる
どのような色が出来上がるかが問題ではなく、自分で混色を行う「過程」を楽しむことがこの課題の大切なポイントです。透明カップに映り込む水や色の美しさ、色が変化していく瞬間を体感し、その感動を先生や仲間と共有することで情緒が安定し、豊かな感性を育むことができます。
技能面でのねらい
●カラーペンで自分で色水を作る。色水を混ぜ新たな色を作る
カラーペンでたくさん塗ると濃い色水ができ、薄く塗ると薄い色水ができることや、水の調節によっても色の濃淡が変わることなどを体感しながら覚えていきます。また自分で色水と色水を混ぜることで混色の原理を学ぶことができます。
情緒面でのねらい
●混色の不思議さ美しさを感じ自分で行うことで自己肯定感を育む
この課題は特別な道具を使わなくても自分で色を混ぜ色を変えることができます。すべて自分で行い結果を出すことができるという経験は子どもの達成感と自己肯定感を育みます。自分が主体となってカラーペンでの色つけや水の調節などを 行うことで五感や思考を働かせることができます。また、どんな色ができるだろう?というワクワクドキドキを感じることでより制作の意欲がわいていきます。出来上がった色に感動したり美しさを感じることで豊かな感受性が育っていきます。
学年、発達段階に応じての指導について
3歳児
きちんとお話をすれば口にいれることはなくなってきます。透明コップを使い、「好きな色のジュースを作って遊びましょう!」というようにごっこ遊びにも展開できますね。
この頃には何度も遊ぶうち、どの色とどの色を混ぜるとこの色になる、ということがだんだんわかってきます。色の種類も増やし、あの色とあの色を混ぜるとどうなるかな?ああなるのかな?というように、考える力や想像力も発達してきます。
4歳児
- 3歳の項目をご覧ください。
5歳児
これくらいの年齢になると、色水遊びで細かい色の変化にも気づくことができるようになってきます。
色水をスポイトで少しづつ入れて、微妙な色の違う色水をつくる遊びも良いでしょう。手先も使い細かな色の配分ができるので、より色彩を繊細に感じ成長することができるでしょう。
材料・使用するもの
⭕️水性カラーペン(個人持ちでない場合は、グループに1,2つ)
⭕️試飲用プラコップ(約 口径6.1×高さ5.8㎝/105mlくらいの大きさ )
1人10個~15個くらいのイメージで用意。洗ってきれいに干しておけば
何度も使いまわしが可能です。
※100均やホームセンターで50個または100個入りで販売しています。
⭕️お水を入れておく筆洗バケツや洗面器 4~5人に1個
⬇︎机の上のイメージ
⭕️ぞうきん(机に2枚程度)(子どもがこぼす可能性があるので自分でふいてもらうようにする)
下準備
・机の上にシートは敷かずにそのままがいいです。
環境・時間設定
〇 ブルーシートで床を養生する。
〇 水の入ったバケツを1テーブルに1つ置き、水をすくうためのプラコップを2つほど入れる。
雑巾も1テーブルにひとつ置くとよい。
指導・導入
やりたい気持ちを盛り上げます!!
参考画像
こんな子いるかな
◯持って帰りたいという子◯
◯こぼしてしまった場合◯
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