キアロスクーロ解説

27日の「かおりAR美術館 フェルメール編」でご紹介した「キアロスクーロ」について改めて解説です。

キアロ=明るい、スクーロ=暗いという意味で絵画の中の「明暗」を表す言葉です。
これを用いた立体表現の技法としても使われます。
このキアロスクーロの技法には主に2種類の方法があります。

①コントラスト(画像の赤い丸)
極端に明るい箇所と極端に暗い箇所を隣り合わせることで【明るい部分を手前へと浮き立たせて】【暗い部分を奥に引っ込むように】見せる。

②グラデーション(画像の青い丸)
【明るいところから暗いところへとだんだんと変わっていくように描く】ことでボリューム感を表現します。

  • 2020
  • Editor
  • 公開(WEB美術館に公開)
キアロスクーロ解説



作者: しんぺい先生

こんにちは。
しんぺい先生こと須藤晋平と申します。

清美教室
埼玉こまどり教室
かおり教室
の先生で絵描きです。
清門教室の最初の生徒の一人でもあります。
多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程油画研究領域修了
光輝く熱を描きます。
人が作り出す全ての作品は創造力を継承する為の火花であると思っています。
みんなの作品は全部楽しみに見てます。投稿ありがとう!