27日の「かおりAR美術館 フェルメール編」でご紹介した「キアロスクーロ」について改めて解説です。
キアロ=明るい、スクーロ=暗いという意味で絵画の中の「明暗」を表す言葉です。
これを用いた立体表現の技法としても使われます。
このキアロスクーロの技法には主に2種類の方法があります。
①コントラスト(画像の赤い丸)
極端に明るい箇所と極端に暗い箇所を隣り合わせることで【明るい部分を手前へと浮き立たせて】【暗い部分を奥に引っ込むように】見せる。
②グラデーション(画像の青い丸)
【明るいところから暗いところへとだんだんと変わっていくように描く】ことでボリューム感を表現します。
アルバム : AR美術館
投稿日 : 2020年3月29日