croon a song

遠くて 近い
近くて 遠い

微かな 唄と
漂う 記憶

  • 2023
  • Administrator
  • 公開(WEB美術館に公開)
croon a song



作者: なおこ先生

(test00)

【どこでもアートなブログ(過去のブログ)】

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浮遊感 と 日常に漂う音 をテーマに
ろうけつ染めとステンシルと刺繍でちいさなちいさな絵を描いています。

染料は、上から重ねて厚みを出す絵の具とは違い
布の奥にすぅっと染み込んでいくので、
重ねれば重ねるほど奥に入り込んで沁みてゆく気がします。

それは自分の気持ちの奥に入り込む感覚と似ている気がして、
心が静かになってゆくのです。

計画を立てるのがとても苦手ななおこ先生は、
ロウを落とすまで、自分の作品がどうなっているかわからないのです。

苦手なものはたくさんあります。
好きなものもたくさんあります。
ちょっと足りない部分が、愛しいと思います。

私がどんなにずっこけていても、失敗ばかりでも、
子どもたちはいつも真っ直ぐに「せんせいだいすき!」をくれます。

力を抜かせて深呼吸させてくれる、愛しい存在です。

1 件のコメント

  1. 直子先生
    初めてお会いした時に、娘が「なおこせんせい、だいすき」と言っていました。とても柔和で元気なのに穏やかな先生だな、と、細い腕で縁の下の力持ち、みんなのお母さんのような人だなぁと、好印象を持ったことを今でも覚えています。その後も度々お手伝いにきてくださったりで、よくお話をしました。個人的な感想などを終わってから話してくださるので、娘の様子が伝わりうれしかったです。
    よく誉めてくださいました。作品についても、性格についても、本当によく誉めてくれ、その内容が納得いくものだったので、よく見てくださってるんだなぁと感じました。
    思ったことはすぐに言わないといけませんね。まさかもう話せないことになるだなんて思いませんでした。また代講などでふらっときてくれるものだと思っていました。
    展覧会で直子先生の作品を見るたびに、お人柄の表れた作品だなぁと思っていました。
    ちゃんと伝えればよかったと、今はその事ばかりです。
    直子先生、こどもたちのことを見守って見てくださり、本当にありがとうございました。