あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
お正月あけ1回目のレッスンということで
幼児コースで「獅子舞」を作りました。
とても可愛らしく愛らしい獅子舞になりました。
子どもたちに「獅子舞って知ってる?」ときくと
知ってるお友達が多かったです。
知らない子もいたのでiPadで写真を見てもらいました。
お囃子も聞いてもらったので「お正月のおとだ!」と言ってくれた子もいました。
「頭を食べるんでしょ?」とか「噛むんでしょ」とか
知っている子はお話をしてくれました。
どんなものがいいかなぁと考えているときに
コロナの感染が止まらない中のお正月なので
無病息災・疫病退散の意味を持つ獅子舞がいいかなぁと思って今回取り入れてみました。
知らない子も作ったもので遊べて、もぐもぐご飯も食べさせてあげるから
楽しめるかなと思っていました。
お正月や獅子舞のお話をしている時に、
獅子舞が頭を噛むのは
「病気になりませんように」とか「幸せになりますように」と願いがこめられているんだって、
というお話もしています。
制作の中でもっと他の動物になる子もいるのかな?と思っていましたが
そんな話をしたからかみんな獅子舞になりました。
大人の場合、お正月は「○○がになりますように」「○○ができますように」など
自分に対して何かと神頼みが多いときですね、、、。
しかし、今回の制作では子どもたちはママやパパが「病気になりませんように」「幸せになりますように」「いいことがありますように」と願いを込めていたのだと思います。
ママやパパがお迎えに来た時に早速もぐもぐとママを食べている獅子舞もいました。
こうやって自然と誰かのためを思って制作できる子どもたちの心はとても温かいですね。
美術教室としてだけではなく私個人としても
普段の生活やコミュニケーションを通して
子ども達には「自分だけ」ではなく
「誰かのために」と思いやりや優しさがある子に成長していってもらいたいと思っています。
コロナの感染対策をしながらみんなで気をつけてまいりましょう。
皆様の健康を心から願っております。
投稿日 : 2021年1月10日