6/4(金)の課題の小噺… 芸術による教育は、ただの美術教室ではありません!

芸術による教育で、お子さまが生きる未来で必要な力が育まれます!

 

幼児

『ながぐつのぼうけん』

ながぐつといえば雨の日に思い浮かべる定番モチーフですね☂️

しかし今回は雨の絵を描くことがすべてではありません!!

ながぐつくんや、ながぐつちゃん自分と同じように、物や現象にも感情移入させて考える経験を通して、自分以外の他の存在や他者の気持ちを思いやるやさしい心が育ちます!

また、社会との関わりを感じ取れるようになるので、コミュニケーション力を育てることができるおえかきです。

レッスン終了後に、いつも皆さまにお話しする時、「たくさん褒めてあげてください」という言葉で締めくくることが多いかと思います。

「上手だね」と褒めていらっしゃる方はいませんか?

実は私たち美術講師は「上手だね」という褒め方はしません。

それはなぜか

上手な絵の裏の意味には下手な絵があるということになりますね。

無意識のうちに、評価につながり、お子様たちは良くも悪くも人と比べられることを覚えます。

ぜひ人と比べるのではなく、個性を大切に、お子さまご自身の成長度合いを見てあげてください😊

ただ、「上手だね」の一言をつい言ってしまう気持ちもよくわかります!

極論褒めなくても大丈夫です!笑

保護者さまも、おえかきの世界に飛び込んだつもりで、お子さまに質問してみてください。

あなたにとても興味があるということを示してあげるだけでも十分なのです。

「このながぐつさんは、どこに冒険するの?」

「そうなんだ〜!!」

「楽しそうだね!」

どんな世界に冒険したのかな?とお話しをたくさん聞いて、共感の言葉をシャワーのように浴びさせてあげてください❤️

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小学生

『エアーカーリング』

仕掛けのある工作は「プログラミング的思考」を育む!?

今の時代の小学校教育に求められる「プログラミング的思考」について文部科学省は以下のように提示しています。

『自分が意図する一連の活動を実現す るために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、 どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より 意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力』

プログラミングと言っても、コンピューター上で行われるものだけを指すのではありません。求められる力は、それに用いられる「プログラミング的思考」です。

どのような構造にすれば、思い描いたようなものが作れるのか?

こういった問いかけや挑戦は今回のエアーカーリングを作る中でもたくさん隠れています。

「風をより効率よく推進力に換える」ためにはどのような羽根が必要か?

制作の段階でも、うまく動くようにするにはどうしたらいいかな?

どんな風に貼るとスムーズに動くんだろう?としくみを知ってそれをどう自分で展開させていくかという、どんな壁をも乗り越えていく試行錯誤する力を育みます。

紙皿と紙コップを合体させて形にはなったけど、うまく回らないなんで!?!?のその先がお子さまの成長のチャンスです!

雨の日だったので、おそらく紙の持つ性質上、湿気を含んでうまく動きが機能しなかったお子さまもいらっしゃるかと思います。

そこもまたひとつの生きた学びとなったかと思います。

子どもは遊びの天才です!!ご家族みなさんで楽しみながら、思考力を鍛えちゃいましょう!


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