じゆうそうがは自己選択&自己決定力を育む

こんにちは!美術教室のみさと先生です。

教室では数ヶ月に一回「じゆうそうが」のカリキュラムがあります。

じゆうそうがは漢字で書くと「自由想画」です。

子どもたちがそれぞれお道具バッグから使いたい道具を出して、描いてみたい絵をイメージしながら 好きなものを描く日です。自由に描くってなかなか大人になると難しいですよね〜。真っ白い紙に、好きな絵を描いてって言われても‥ うーむむむ、何を描こうと迷ってしまいますね。

最近、私は自由想画って「自己選択」「自己決定」の連続だなあと感じています。

そして私達の人生はたくさんの選択の連続です。今日食べる朝ごはんは何にしよう?今日着ていく服は何にしよう?という日々の小さいことから、

〇〇で遊びたいけれど宿題が終わっていない、何からやろう?

自分の本当にやりたいことを決めたり、進路の決断をしたり ‥ そんな大きなものまで。たくさんの選択と決断を繰り返していきますね。

子どもたちも小さな小さな選択&決断をしながら、一枚の絵を仕上げていきます。

クレヨンか、カラーペンか。はさみか、のりか、セロハンテープか。

あれを描きたいから、このお道具を使おう!

絵の具も使っちゃおうかな!などなど。

迷ったり、寄り道も、失敗もOK。

そんな「自己選択」「自己決定」の大切な機会を、大人が先回りして奪わないようにしなければ。大切なのは『自分で決める』こと。

これから大きくなって自分で自己選択、自己決定していける人になれるように、

そっと見守って、子どもたちの選択におおらかな教室でありたいなあと思っています。