【幼児】めんぼうor指で絵の具しちゃおう♪

9月がスタートしましたね〜ブログをすっかりサボってしまっていましたので、また秋からぼちぼち再開したいと思います。
時の流れが早くて焦ります‥(^^;

 

9月1週目の幼児レッスンは

年長さんが「めんぼうおえかき」

年中さんが「ゆびゆびおえかきでした」

どちらも絵の具を使ったお絵かきですが、お筆はお休みです。年長さんは筆の代わりの『めんぼう』で、
年中さんは『指』で描きます。

 

年長さんの「めんぼうおえかき」 ポイントは「点描」です!

点描といえば‥フランスの画家ジョルジュ・スーラでしょうか。(知らない方はぜひ画像検索してみてください。)

綿棒を使うことで、線ではなく点の連続で作品ができていきます。点が増えていくことで、模様ができ、だんだんと絵が見えてくる面白さがあります。

点の「連続模様」を繰り返しながら、デザイン的な絵画表現を体感します。

また、今回は小さい黒の画用紙の上に点描をしているので、「自分もこれならできそう」と最初のハードルもグッと下がります。

黒い画面の上に黄色で点を描くと、夜空の星にも見えます。
星座も明るく輝く星々を結んで、動物や英雄たちの姿を星空に描いたのが始まりだとされています。星同士を線で繋ぐことで何かの形に見立ててできています。
子どもたちと同じように、黒い画面の上に輝く点が集まると何かに見立てずにはいられないのが人間なのかもしれないですね。

どの年長さんもとても集中して作品を作っていました。出来上がった作品をみて「こんなにすごいのできちゃった♪」と、達成感も大きかったカリキュラムなのではないでしょうか。

 

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年中さんの「ゆびゆびお絵かき」では、指で直接絵の具を触って、絵の具の感触、体感を通して表現を行いました。

筆を使うよりもダイレクトな表現になるので、気持ちの赴くまま、すいすいのびのびと描くことができたようです!

「てんてんてんてん・・・」

「トコトコトコトコ・・・」

「ニョロニョロ〜〜〜〜」

などなどオノマトペを使うと、自然と遊びながら作品ができていきます。

そして絵の具の他に、不定形に切った折り紙をを使い、感触遊びからだんだんと「見立て」も行ないました。折り紙を合わせながら「何になるかな?」と考えることで頭の体操にもなります。

はじめは指に絵の具をつけるのをドキドキしていた子も、だんだんと気持ちがほぐれて、たくさん指の痕跡を楽しんでいました。
こういう「汚し」や「いたずら」は、好奇心をくすぐりますね。

「ちゃんとしなきゃ」と思いがちな新学期ですが、「ちゃんとしなくていい」ゆびゆびお絵かきで、どの作品も気持ちよ〜くのびやかに描けているのが伝わってきます。

 

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お家でオンラインで参加してくれた年長さんが、翌週作品を見せてくれました。
「お母さんと一緒にやったの〜」と自分とお母様の作品どちらも見せながら、とっても良い笑顔でした。オンラインでもおうちアートを楽しんでくれて良かったです!花火が夏にピッタリ!


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