幼児「あめをテーマに」のレッスンでのひとコマのご紹介
折り紙をビリビリ破り、
かわいい雨つぶちゃんに見立てて遊びました。
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みんなのあめちゃん達は何をしているのかな?
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子ども達に問いかけると、様々な答えが返ってきます。
公園で遊んでる!
ホテルでお泊りしてる!
おしゃれしてお出かけをしている!
中には「雨にはお顔は無いよ!」という子もいます。そうなのです、本物の雨にはお顔ありませんね。
お顔を描いてあげることで、ただの切れ端だった折り紙に、人格が生まれ、子ども達は遊びの中から絵の世界へと感情移入することができます。(※これをアニミズム的思考といいます:美術教室の研究ノートより)
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作品紹介:年中さんの作品です。
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すべり台をシューっとすべっているあめちゃん達。
思わず、スケッチブックの外にぴょーーんと飛び出てしまっています。
見た瞬間微笑ましく笑ってしまいました。
しかもちゃんと机にも糊付けをしてくれていて、ほっこり(笑)
机に貼り付けた雨つぶちゃんは、机にそのまま貼っておくわけにもいかず、惜しくも画用紙の方へ移動してもらいましたが😂
そう、はみ出ても良いのです。
はみ出るのにもその子なりの理由があります。
最終的には、画用紙をつなげてふたつもすべり台を作りました。
とってもすてきですね!あめちゃん達も嬉しそうです。
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子ども達の作品は、ひとりひとりのストーリーがあります。
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一人ひとり個性が異なるように、絵も違います。
自分なりのストーリーは宝物です。
でも絵を見ただけではそのストーリーは分かりません。
子ども達に語りかけながら聴いていくことで、「へえ!そんな気持ちで絵を描いていたんだね!」とこちらも驚いたり気付かされることが多いです。
お子様はどんな雨のお話しを聴かせてくれましたか?☔️☺️
投稿日 : 2024年6月19日