ドキュメンタリー映画『夢みる小学校』

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「まずは子どもをしあわせにしよう。すべてはそのあとに続く」
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春に『夢みる小学校』というドキュメンタリー映画を観てきました。
感想を書こう書こうと思いつつ、なんと7月になってしまいました‥😅
(自分の子どもには「早くやろう」と常々言っていますが、ついつい自分は先延ばしの癖が出てスミマセン)

この映画の舞台は、宿題がない、テストがない、「先生」がいない「きのくにこどもの村学園」という学校です。
この学校のスローガンは「まずは子どもをしあわせにしよう。すべてはそのあとに続く」です。
30年前から「探究学習」を実践している先進的な学校です。

ずっと観たい観たいと思っておりましたが、念願叶って小学生の長男と一緒に観ることができました!

以下映画のサイトです。著名な方々がコメントを寄せています。
予告を観るだけでも面白いですよ。
https://www.dreaming-school.com/

 

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私の1番の感想。私も通ってみたかった、こんな学校。
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子ども達は自分達でやぐらやテラスを建てていました。
もちろん設計ものこぎりも、釘打ちも自分達で。

大事なことは‥
チャレンジすることはもちろんのこと、チャレンジしないことも歓迎される場所であること。そこが心地よいのです。

そして、「危ないからダメ」の一言で終わってしまうことに、実は子どもの無限の可能性が秘められています。
トライアンドエラーという言葉をビジネスでも良く聞きますが、まさにここはトライアンドエラーな学校です。

 

沢山試せる環境、自発的な学びの数々、ありのままを認める空気感に感動しました。
子ども達は『信頼』と『自由』を得るだけで、ぐんぐん伸びていくものなんだな〜と!

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「当たり前」のものさしは誰のものさしだろうか?
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学校といえば、一斉にみんな同じように何かをすることが求められています。
一斉型の授業の弊害は、「自分の物差し」ではない「誰かの作った物差し」で、
自分はそれより上手にできるかできないかを図り、
そんな優劣の中で我慢をして過ごすことが「当たり前」だとみんなが思ってしまうことでしょうか。

もちろん私もそれが当たり前の学校の姿だと思って育ってきました‥!

 

小学校では2020年から教育改革が始まり、
答えのないものに自ら問いを立てて情報を集め、考え、行動しながら学びを深めていくアクティブラーニング(探求学習)も始まっています。

変化が激しく予測困難な社会に対応し、自分らしい生き方を選択して幸せに生きていくためには、「探究」する力を子ども時代から身に付けていく必要があるということなのですね。

実際にはこの映画の学校のように、環境も含めて同じようにはいかないことも多いかもしれませんが、自分が知っているだけの当たり前の学びのあり方を、常に時代と共にアップデートさせていかないといけないなあと考えさせられる映画です。

 

とはいえ、
私も小学生(&保育園児)の子どものお母さんです‥。
ついついあれができないこれもできない〜と目先のことに踊らされ翻弄されるダメダメな毎日です(笑)

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そして、「夢みるアート教室」とは‥?
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美術教室においても「夢みるアート教室」になれないかな!?と最近よく考えています。

美術教室でも絵を描いたって描かなくたって良いのです。
描きたくなかったら、描かなくて良い。
描かないこともひとつの表現です。

教室に来る時間は短いかも知れませんが、ありのままのその子を認め、
「これ好き!」や「今この瞬間が楽しい!」を沢山沢山積み上げられる場になれば良いなと思っています。

 

ただ「夢みるアート教室」は私が作るものでも無く、
子ども達みんなが自由に主体的に作っていくものです。

その環境作りとサポート、それが今の私の課題でもあります😊



 


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