【小学5年生以上】ポップアップ階段〜カッターナイフを使って

こんにちは!いけだまき先生です。

先週から、新しい合同zoom配信「カメレオンとオリーブチャンネル」がはじまりました!

まき先生も火曜日の配信に出演して、皆さまへオンラインでのアートレッスンをお届けして参ります。各教室と違ったzoom配信レッスン、ぜひこちらもご参加くださいませ。

さて、今週に行う教材の一つをご紹介します。

 

【小学5年生以上】ポップアップ階段〜カッターナイフを使って

カッターナイフを使って、飛び出すカード「ポップアップカード」を作ります。今回は、カッターナイフの基本的な使い方を学び、定規を使って切る練習も兼ね、ポップアップカードの階段をチャレンジしてみましょう。

●材料:A4サイズからB5サイズ程度の画用紙、またはケント紙
※下の型紙を写したり、印刷して使います。

●道具:カッターナイフ、カッターマット、定規(幅のある厚手の硬いもの)、ボールペン

平坦にたたまれた紙を開くと、思いもよらないボリュームであらわれる「ポップアップカード」。

開いた時の感動があり、身近なものでは、グリーティングカードや飛び出す絵本などで親しまれています。

単に「ポップアップカード」と言えども、飛び出し方は様々。

それぞれに工夫された仕組みでできていて、私は、それをしげしげと、、、何度も何度も、開いては閉じ、閉じては開きながら、「へぇ〜、ほぉぉ〜」とうなり、仕掛けに魅入ってしまいます(^ ^)

今回はその中で、1枚の紙に切り込みと折り目を加えただけで作る仕組みで、飛び出す階段を作ってみたいと思います。

 

●カッターナイフを正しく扱おう!〜より安全で便利な道具にするために

今回は、カッターナイフを使います。

小学校高学年くらいになると、学校の図工の時間でも扱うようになります。身近な文具でもあるカッターナイフ、この言葉、じつは「和製英語」。カッターナイフが考案されたのも、製品化されたのも日本なのです。

もとは印刷作業の工程で紙を切る際に、当時、代用で使われていたカミソリよりも、もっと便利な道具として考え出されたものだそうです。

カッターナイフは小刀や包丁と大きく違い、刃先を研ぐ事はできません。そのかわり、刃に一定の間隔で筋が入っていて、刃こぼれして切れ味が悪くなった時に、先端の刃先を折る事で、新たに切れ味の良い刃先を作る事ができます。

これって、すごいアイデア!! ロケットえんぴつに近い発想!と、私は思っています(^ ^)

 

そして、刃物全般に言える事ですが、、、切れ味の悪い刃物ほど、危ないもの!!!

うまく切れないと、無理な力が加わり、それが大きな怪我につながります。

使う時には、必ず、刃先を整えておきましょう。

 

また、時間に追われて気持ち的に焦っていたり、疲れなどで注意が散漫になっていたり、作業場が散乱している事も、思わぬ怪我につながります。

心も体も制作環境も、余裕を持って整えて、安全に使いましょうね。

まき先生も、カッターナイフでいろいろな失敗と、ヒヤリとした事、怪我も経験しています。。。その経験から、この3つがいかに大切かを、身に染みて学びました。

 

カッターの正しい使い方と、ポップアップアップ階段を作る時のポイントを説明した動画です。

ぜひ、見てから制作してくださいね。


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