7/1雨をテーマに
保護者様へ
雨に気持ちをのせて表現しました。
一人一人みんな違う「雨」の表現と発想の広がりを見ていただければと思います。
子どもの表現は、大人から見ると理解しづらい表現であっても、それがその子の「雨の表現の答え」です。
その答えを受け入れることで表現力は大きく成長していきます。
発想力も大きく広がります。
季節を感じることは子供たちの健全な想像力や創造力の育成につながります。いつも過ごしている時期の変化や現象を瞬間を肌で、体感し、感じたことを考えてイメージし、言葉にすることをたくさん経験したお子様は想像力・創造力の育成がグーンと伸びていきます。これは非認知能力「EQ」を育てることにつながります!
非認知能力とはIQ(知能)に関係なく、「意欲」「協調性」「粘り強さ」「忍耐力」「計画性」などの個人の特性のことです。
ぜひお子様のお話をたくさん聞いて、受け止めていただければと思います。
子どもたちの「今」の雨の想い・表現をぜひご覧下さい!!
7月1 ・2回目 牛乳パックのデザイン
牛乳パックのデザインについて
パッケージデザイン (packaging design) には、
食品・飲料・日用品をはじめとした包装・容器を要する商品において、
その商品の価値や特徴を直接的にわかりやすく視覚で伝える役割があります。
子ども達もよく知っている、お店でよく見るパッケージデザインは、
消費者にその商品を買ってもらう為に、また、その商品の良さを分かりやすく伝えるために、デザイナーや商品の企業の方が綿密に考えたものです。
デザインは、絵を描くことや工作をつくることとは少し異なる特徴を持っています。
その特徴とは、デザインというものが明確な(第三者へ向けた)目的を持っているというところです。
美術教室で行う絵画や工作は、自己表現や自分の作品を展覧会などで見せる目的があり、
成り立ちそのものや考え方ががまったく異なります。
まずどんなものを売りたいのか(自分んならどんなものが欲しいのか)、
誰に売りたいのか(自分なら買うかどうか)、
パッケージには、色やロゴ、シンボルマーク、商品写真、イラストやキャラクター、
ネーミングやキャッチコピー等、視覚で消費者に伝えることが目的です。
まずは商品のコンセプトを明確にすることで、デザインは生まれます。
私達の身の回りには沢山のデザインが溢れています。
ポスターや広告などで人々へ伝えるグラフィックデザインや、日用品や家具などみんなが手にするものや、人の使用目的に応じたものを生み出すプロダクトデザイン。
洋服や身につけるものを作るファッションデザインなど、どれも人々の生活を便利に、豊かにする目的で存在しているのです。
今回のパッケージデザインのカリキュラムでは、デザインの成り立ちを学び、自分で商品開発をすることにより、子ども達のデザインセンスを刺激し、自分の思いやコンセプトを作品を通して表現していくことがねらいです。
7月2回目
幼児 色の作り方を学ぼう
今日は絵具で作った色水を使って、混色を楽しみ、自分なりに色を作るレッスンを行いました。
小学生 牛乳パックのデザイン 2回目
ついに完成致しました!
本物の牛乳パックに 画用紙で作ったパッケージデザインを貼り付け、完成です。
実際 買うお客さんの気持ちを想像して、よろこぶデザイン、キャラクター、嬉しい価格、嬉しいキャンペーン、お役立ちな付属品なんかも考えました。
子ども視点で考える、お客さんを喜ばすアイデアの素敵な優しいことにびっくりさせられます。
デザインは自己表現ではなく、状況 問題解決のためのものと言われております。
つまり大きな言葉でいうと、思いやり のためのものだったりします。
想像して作ること。その中で思いやりを育んでいっている、みんなが眩しかったですー。
7月3回目
幼児コースビー玉くんの街
年長(5才児)になると様々な道具を使いこなすことができるようになります。ハサミ、のり、おりがみ、マーカーを使い、ビー玉を擬人化し楽しい街を作ってあげるような気持ちで制作させます。
ビー玉はコロコロと転がります。
箱を傾けるとコロコロ転がるのですが、あたかもビー玉が自ら転がるような感覚を得て、子どもはビー玉に感情移入をします。ビー玉に名前をつけて楽しく遊べるように街づくりをしていくと、どんどん発想が広がります。
子どもは経験したことをおりがみで表現しようと試行錯誤をします。大好きな滑り台を作ってみよう、ブランコできるかな?素敵なお部屋にしてみよう。そんな思いが作る意欲とつながり楽しみながら制作していきます。
思っているような形ができないときに、そこから試行錯誤させることが大切です。
うまくできなかったときに、試行錯誤して仕上げるのも、諦めて別の方法を探るのも子どもに決断させましょう。大人に手伝って欲しがることもありますが、できるだけ手は出さずほんの少しサポートし、子どもの制作を手伝うのではなく、見守ります。
ビー玉くんの街は子どもの思いが詰まった作品になります。
●小学生 アクリル絵具を学ぼう
今回、アクリル絵の具を使用した絵画制作を行いました。
1年生のお友達はワクワクどきどき始めてのアクリル絵の具! 今までの幼稚園の時の絵の具とは違った粘りのある感触・・発色のいい描きごたえのある絵の具! 全てが新鮮だったのではないかと思います。一緒にワクワク感動してあげてください。
1回目は絵の具や筆の使い方をしっかり学ぶために八つ切り画用紙にドローイングをしました。
一年生のお子様は初めてのアクリル絵具。使い方をしっかり学びました!
うーん、みんな伸びやかで素敵ー。
来週はアクリル絵具ならではで描くことができる
キャンバスボードにお絵かきします♪ 2年生以上のお子様は、展覧会制作などでも使用していますのでアクリル絵の具にもかなり慣れてきたころかなと思います。 絵の具に慣れていくことでますます自分なりの表現がしやすくなっていくことでしょう。今後もお子様の絵をお楽しみください。
投稿日 : 2020年7月3日