じゆうそうが 2021/6

★動画 1分49秒
★動画+制作時間目安 60~70分
☆くれよん、えのぐ、カラーペン、すきなどうぐで、かきたいとおもうものをかいてみよう!
☆子ども自身で、好きな画材を選び描きたいものを見つけて、自由に画用紙に表現していきます。
使うもの1=教材セット(トントンペト教室)に入っているもの
*今回は、お渡しする教材はありません。
次項の「使うもの2」の方をご確認の上、ご用意ください。
使うもの2=お家で準備していただくもの
○スケッチブックまたは画用紙
○クレヨン
○カラーペン
○絵の具セット
○水バケツ
○ぞうきん
*水バケツは倒れにくい空き容器等でもOKです
始める前のじゅんび
○エプロンはつけたかな?
ない場合はよごれてもよいふくをきよう
○つくえの上やテーブルの上にシートをしいておこう
動画:
せいさくのしかたピックアップ
保護者様へ
本日の自由想画のレッスンでは、年少さんは画材の体験、年中さん、年長さんは画材の再発見をしました。
普段使っている画材もクレヨンってどんな感じかな?カラーペンはどんな感じかな?と同時に確かめながら使う経験はあまりありませんよね。
自由に絵を描きながら、画材を試して実験のような感覚で子供の興味、関心のまま広がるイメージを表現しています。ぜひ今日は子どもたちの「こんな風にすると、こうなったんだよ!」という感動や工夫のプロセスの話を、一緒に「そうなんだすごいね、知らなかった〜」と驚いて楽しみながら聞いてあげてくださいね。
教師側からテーマを設けずに、その時の子供の興味、関心のある事物の表現をすることです。それに対して、テーマ画は、教師側が、子供への表現のテーマを示してそこから、広がるイメージを表現してもらう絵のことです。 自由ではありますが、何でもかんでもいいんだよと突き放すことではありません。 子どもの創造や気持ちに寄り添いながら絵を通してコミュニケーションをとり、見守り、時には導く姿勢が大事です。
指導者側や周りの大人が「こう描いてほしい」「もっと上手に描いてほしい」「なんでこの子いつも同じ絵しか描かないのかしら」と思うことは子どもの「ありのままの気持ち」に寄り添っていないと思います。
絵をご覧になる際、その子にとって良かれと思ってのアドバイスはいりません。
子どもたちは大好きなお母さんに絵を見てもらっていっぱいお話を聞いてもらえるだけで満足しています。描いたときの気持ちに同調してほしい、自分の気持ちが伝わるとわかると嬉しいですよね。
こんなときはどうしたらいいの?
〇描かない、描けない…
じっくり考えているのでしょうか、それとも緊張や不安で描くことが思いつかず、手が止まっているところでしょうか?
描かないお子さまには、描かない子なりの理由があります。
無理に描かせようとするのではなく、お話を聞いてみたり、お子さまの気持ちに寄り添いながら、描きたくなったらでいいよと待つ姿勢も大切にしましょう。
その間にも、クレヨンくんで遊んだり、てんてん、グルグル、お散歩してみようか!と、具体的なかたちを描かなくても、線を引くだけでも大丈夫です。描く前の準備体操として楽しく遊ぶことを促すのも良いかもしれません。
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〇ぐちゃぐちゃにしちゃう子、描いた上から消しちゃう子
「よごし」(絵を汚くする、ごしごしこすって汚すなど)は子どものイライラを表すと言われています。欲求不満、嫌なことがあった、甘えたい、優しくしてほしい…時などに「よごし」をします。
描くことで、心のおそうじを自分でしているのです。
「なんでぐるぐるばっかり描いてるの?」「どうして消すの?」「これ描いてみたら?」という言葉がけではなく、
「わあー、グルグル気持ちよさそうだね~!」「目がまわるよ〜」などのその絵を受け入れる言葉がけ、一緒に絵の世界に入っていくようにすることを是非してみてあげてください。
お子さまに寄り添う気持ちで聞いたり、思う存分発散できるよう、おかわりのコピー用紙などを渡してあげるのもいいかもしれません。
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〇早く終わっちゃう
お子さまの絵についてたくさんお話を聴きましたか?まずはなにを描いたのかを聴いてみましょう。質問したり話しているうちに絵の中のお話が展開してくるかもしれません。そしたらまた描き加えてもらいましょう。
発散が足りない子や、何枚も描くことが必要な子もいます。そんなときはコピー用紙を用意し、気がすむまで気前よく紙をおかわりさせてみましょう。描くたびに何か変化が起こるようでしたら、その変化に気づいていることを言葉で伝えてみてください。