はさみずかん

★動画 6分57秒
★動画+制作時間目安 60~70分

☆はさみに焦点を当てた内容です。はさみを正しくマスターしよう。
☆はさみでできる技を使って、制作を楽しもう。

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使うもの1=教材セット(トントンペト教室)に入っているもの

〇色画用紙1枚 八つ切りサイズ(貼ったりとベースとなるもの)
〇カードサイズの画用紙 2~4枚
〇ぎざぎざとまるの形の描かれた画用紙 (A4コピー用紙に印刷でも可)各1枚
↓※印刷はこちらから↓
ぎざぎざ
まる
〇白いシール(目玉用)
→白い紙を丸く切ったもので代用OK、目玉は白い紙を使わず直接書いてもOK

 

使うもの2=お家で準備していただくもの

○はさみ
○おりがみ
○カラーペン
○セロテープ


始める前のじゅんび

○エプロンはつけたかな?
ない場合はよごれてもよいふくをきよう
○つくえの上やテーブルの上にシートをしいておこう

動画:

★動画 6分57秒
★動画+制作時間目安 60分

◆動画について 一度全部見てから作るのがオススメ

 

せいさくのしかたピックアップ

【はさみを持つ前に・・・はさみのお約束!をチェック】

●1●はさみを持って、立ち歩かないこと
●2●使わない時はしまっておくこと
●3●はさみを人に向けないこと
●4●はさみで遊ばないこと

 

はさみは、使い方を誤ると、とっても危ないものです。ケガをしてしまいます。
なので、最初にお約束をしっかり守ります。

きちんとお約束を守れるお友達だけが使ってください。


その1

はさみの持ち方をチェックしましょう。

親指がはいる穴と、その他の指(人差し指、中指。薬指と小指は入らなかったら入れないで良い。)が入る穴があるよ。

刃を自分の方に向けて持たないようにね。しっかり確認しておこう。

 

 


その2

実際にはさみを使ってきってみましょう。

レベル1 ポテトぎり

はさみの奥を使ってきってみましょう。

レベル2 たこ足ぎり

はさみの先端を使ってきってみましょう

レベル3 ギザギザぎり

はさみの奥を使って切ってみましょう。

曲がり角に来たら紙をくるりと回します。

レベル4 まるぎり

はさみの奥を使って切ってみましょう。

紙をゆっくりと回しながら切ってみましょう。


その3

切り終わったら図鑑にしていきます。


その4

セロハンテープでとめていきます。ポケットみたいにすると、あとで楽しいです。


その5

カラーペンでお顔や背景も描いて完成です。


保護者様へ

今日の道具の主役は「はさみ」です!

はさみは使い始めの子どもにとってとても魅力的な道具です。はさみを開いたり閉じたりするだけで物が切れ、変化します。
ですが、使い方を間違えると、とても危険な道具になり得ます。

はさみをお口に近づけてみたり、ときには床屋さんやお母さんの真似をして髪の毛を切ってみたりと、つい危険な行為をしてしまうことがあります。

便利な道具だけれど、だからこそやってはいけないことがあり、約束をしっかり守って安全に使えるよう、しっかり伝える必要があります。

今回は、はさみを使って、ヘンテコせいぶつをいっぱい作ってみよう!という、子どもたちが積極的にはさみに挑戦したくなるカリキュラムでした。道具の使い方を丁寧に振り返りながら、たっぷりと、楽しくハサミと触れ合う時間を設けました。はさみは、楽しく積極的に使えば使うほど上達していく道具です。このハサミ図鑑を通して、はさみの技術が少しでも向上したら嬉しいです。安全に正しいはさみの使い方をマスターし、さらにこれからの美術教室で、はさみ名人となることを楽しみにしています。

こんなときはどうしたらよいの?

○ハサミを使って うまく切れない

切っている様子をしっかり観察しましょう。

持ち方なのか、刃の開き具合なのか、手の使い方なのか、、

原因がわかったらゆっくりと落ち着いた調子で教えてあげてください。

また、そもそもの問題がある場合もあります。

左利きなのかもしれませんし、(右利き用は切りにくい)

幼い子の場合はまだハサミを動かすのに手の筋力が足りないのかもしれません。

手の動かし方が不慣れなのかもしれません。

刃物であることを必要以上に心配しているのかもしれません。

短冊の紙を横に持ち、一回切りでたくさん練習してみましょう。道具に慣れる事が大切です。出来上がりの上手さを求めずリラックスして何度も切ってみましょう。

 

 

○複雑な形がうまく切れない

はさみで切ることはできるのに、複雑な形がきりづらいときは、

紙を持っている方の手が上手く動いていないのかもしれません。

はさみを持っている手は動かさず、

ゆっくり紙を動かす、切る

紙を動かす、切る

を繰り返してみましょう。焦らずゆっくりがポイントです。

沢山練習しているうちに、紙を持つ方の手も自然と動かせるようになり、複雑な形も切れるようになります。

※紙が大きく、余白が大きすぎる場合もきりづらい事があります。その場合は不必要な部分は先に切り落としてから、扱いやすいサイズにしてから 切ってみましょう。

 

○切るのが楽しくて 切りすぎてしまい 作品にならない

切れることが楽しい これはとっても大切な体験ですね。切れる感触が気持ちよく感じている、沢山切れていくことがうれしい、そんな時なのでしょう。心配になることはありません。その楽しいが満足したら次のステップへ進めます。

まずは 切れることを体感して感触を味わっている→手の感覚が刺激されている

事を大切にしてあげてください。

※何でも際限なく切ってしますのはNGですね。切っていい物や量は(この時は少し多めが良いと思いますが)しっかり調整してあげる事も大切です。

 

○ハサミでケガをしてしまった

大きく切ってしまった場合、血が止まらない場合は 傷口をしっかり押さえ 病院へ急いで行ってください。

少しのけがの場合は 消毒して絆創膏を貼るなど通常通りの 処置をしてください。

はさみで切ってしまった場合、本人もまさか自分で切るとは思っていない場合が多く大変ショックを受けることがあります。また切る時の感触を自分でしっかり感じていますので、ケガ以上の反応が現れることがあります。

まずは、怖かったね、いたかったでしょ?びっくりしたよね、と共感の言葉とスキンシップで安心させてあげてください。

落ち着いた後に、どのように使用していたのかをふまえて 言葉がけを選んでお話をしてください。

お約束を守っていて、それでも切ってしまった場合は、その経験から刃物を極度に怖がってしまうことがないように、しっかり様子を見てあげてください。

 

 

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