教科書の装丁

★動画 18分53秒
★動画+制作時間目安 60分~〜70分
自分が使いたい教科書作ってみよう!!
自分だったらこうしたい!自分が使いたい!
こんなのだったら勉強が楽しい!と思うデザインはどんなデザイン?
使うもの1=(トントン・ペト教室)教材セットに入っているもの
今回は送付材料はありません。
使うもの2=お家で準備していただくもの
◯四つ切り画用紙
◯はさみ
◯鉛筆、消しゴム
◯クロッキー帳
◯画材(自分で使用したい画材。カラーペン、色鉛筆、アクリル絵具、クレヨン、パステルなどなど)
◯教科書(教室で行う場合は、忘れたり無くしたりが心配です。心配な場合は持ち物に加えなくても、行えます。)
始める前のじゅんび
○エプロンはつけたかな?
ない場合はよごれてもよいふくをきよう
○つくえの上やテーブルの上にシートをしいておこう
せいさくのしかたピックアップ
その1
画用紙を、教科書の大きさに切ってみよう。
①画用紙を半分におります。
②教科書が真ん中に入るように挟んでみましょう。
③横が長いので、教科書のページに折り込んでみよう。
マンガ本などについてる、カバーみたいになりますね。
④教科書に合わせて高さをハサミで調節してみましょう。
(教科書を取り出してから、高さを書き出しても大丈夫です。)
その2
どんな教科書にするか、クロッキー帳や紙に書いて、作戦を立ててみよう。
◆どんな教科の教科書にしてみようか。
もちろん、「国語」や「算数」以外にも、自分で教科を考えたい人は考えてもok!
・例:うんこドリルなど
◆どんなものが描いてあったらわかりやすいデザインになるかな?
教科書がある人は、表紙に何が描いてあるか、参考にしてもok!
ない人は、教科から連想してみよう
例:国語といったら?→漢字→習字→筆→墨汁
みたいに、マジカルバナナみたいに連想ゲームしてみるとアイデアが出てきやすいよ。
その3
2週目からいよいよ制作してみよう!
早い子は1週目で下書きまで行っても良いと思います。
最初は鉛筆と消しゴムで下書きしてみるのがおすすめです。
できたら、自分の描きたいものに合わせて道具を選んで制作してみよう!
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自分の描きたいものに合わせて道具を変えてみよう。
◆濃くはっきりとした線で書いてみたい → カラーペン、ペン、鉛筆
◆ぼやっとした淡い感じを表現したい → クレヨン、鉛筆、色鉛筆
もちろん絵具もOKです!
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裏にもバーコードなども書いてみよう!
背表紙も書いてみると、本の雰囲気が出てきます。
(開いてから描くと、とても描きやすいです。)
その4
最後は教科書やノートに挟んで完成です!
ノートがある人は、中に自分が考えた問題を書いてみてもOKです。

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保護者様へ
今回は教科書の装丁を行いました!
昔から当たり前のように使っている教科書ですが、よ〜く観察してみると色々なデザインが隠れています。表紙はもちろんのこと、マークやフォント、余白のバランス、目に負担にならない色やフォント・・など。大人が本気で子どもたちのために考えに考え抜いた様々なアイディアや工夫が集約されています。
一口に「子ども」と言っても、みんな一緒ではありません。文字を読むのが得意な子もいれば図の方がわかりやすい子もいたり、フォント1つとっても読みにくいものや疲れやすいもの、様々な表現があります。
また、子どもばかりではなく大人である「教師」の立場でも使用するものです。「教える立場」と「教わる立場」2つの立場の間で使用されています。ただ学問の説明が羅列されているだけではない、ということを子どもたちにアプローチしてみました。
教科書にはどのような「問題解決」のための「デザイン」がされているのか。自分だったらこうしたい!自分が使いたい!と思うデザインはどんなデザインか?おうちでディスカッションしてみてもいいかもしれないですね!
こんな理想の教科書を、何を使って表現したらよいのかも考えました。色使いや素材も、お子さんのこだわりが詰まっています。デザインの部分も含めて、ぜひお子様の工夫を発見してインタビューしてみてください。