すすめ!テクテクさん

★動画 7分47秒
★動画+制作時間目安 60~70分
【カリキュラム作成】
☆テクテク歩くかわいい子かっこいい子を作っちゃおう!
☆紙から動く工作を作ります。動くしくみを楽しく作りながら学びます。
【カリキュラム作成】 小林・助川・菊地・後藤まさと・狩野・小寺
使うもの1=(トントン・ペト教室)教材セットに入っているもの
○画用紙
・細長い紙 2枚
・少し大きい紙 1枚
・まるい紙 1枚
○おりがみ 3枚
(色はお任せください♪)
使うもの2=お家で準備していただくもの
○はさみ
○カラーペン
○クレヨン
○セロハンテープ
※おうちですべての教材を準備される方はこちらをご用意ください
○八つ切り画用紙 1枚の場合の切り分け方
・体用 1枚(八つ切り画用紙半分の1/3サイズ)
・くつ用 2枚(1枚は八つ切り画用紙半分の1/4サイズ)
※点々は折り線です(描かなくてOKです)
・顔用 1枚(八つ切り画用紙半分の1/12サイズ)
始める前のじゅんび
○エプロンはつけたかな?
ない場合はよごれてもよいふくをきよう
○つくえの上やテーブルの上にシートをしいておこう
【編集責任者】小寺
動画
せいさくのしかたピックアップ
その1
まずは、どんな子にしようか考えてお顔をかいてみよう!
男の子、女の子、動物…なんでもOKだよ!
まるい紙にお顔をかいてもいいし、大きめの紙にそのままかいてもどちらでもいいよ♪
その2
まるい紙にかいたおともだちは、セロハンテープで大きめの紙にはろう!
後ろからも とめてあげると取れにくいよ
その3
おててをつけたいおともだちは、すきな色のおりがみで作ってみよう!
形や長さは好きにしてOK!
その4
はさみを使ってあしを作ってあげよう!
短すぎたり、長すぎたりすると、少し歩きにくいかも??
その5
つぎはスペシャルぐつを作ろう!
細長い紙2枚を、ゆっくり力を入れながら折っていくよ
その6
折れたら、セロハンテープではしっこをとめてね
その7
スペシャルぐつができたら、はかせてあげよう!
セロハンテープで前からと後ろから、両方とめるよ
その8
最後にテクテクさんをおしゃれにしてあげよう!
どんなお洋服を着せようかな?
どんなくつにしようかな~?
【編集責任者】小寺
保護者様へ(カリキュラムについて)
今は電池で動くおもちゃさえ100円で簡単に手に入る時代になりました。
ですが、実際にどんな仕組みで動いているのか分解してまで知ろうとすることはあまりないかもしれません(美術教室に来てくださっている皆さんの中にはひょっとしたらたくさんいるかもしれませんが)。
このレッスンでは電池もいらず、手の前後運動だけで動く人形を作ります。
手を動かすので動くのは当たり前かもしれませんが、
「紙が立ち上がる」「足が動く」
というのは大人が想像する以上に子どもにとって衝撃です。
「なぜ動くのか」の前段階としての
「紙は使いようによっては立ち、工夫すれば動かすことができる」
ということを知ることができれば、大成功です。
この小さな発見が次の発見につながっていくよう、願います。
また、今回は人形ということで
「この子のために何とかしてあげよう」
という気持ちを引き出しやすくなっています。
「物にも自分と同じように命が宿っている」と感じる気持ちが幼児には自然に備わっているといわれますが、そんな優しい気持ちを大切にしながら工夫につながっていけるといいですね。
【編集責任者】白石
保護者様へ(こんなときには・・・?)
******************
装飾をしすぎて画用紙が立たなくなった
******************
愛着を持って作ってくれていると、どんどんモリモリ装飾をつけ始め、重さが出て画用紙が起き上がらなくなる事もあるかと思います。
それは、むしろ素晴らしいエネルギーであり、気づきや試行錯誤のチャンスでもあります。
お子様が困っていないなら、「重たいよ〜」と作品の気持ちを代弁しながらそれを楽しんで良いと思います。
起き上がらないことに困ってしまっているようなら、「どうしたら立つんだろう・・?」と一緒に悩んでみましょう。
装飾を外して軽くしたり、背中に1本支柱を立てたり、方法は色々ありますが、まずはお子様が考える姿を見守り、思いつきは全て肯定してやってみてもらいましょう。
***********
動かしすぎて足がさけた
***********
楽しく動かして遊ぶうちに、画用紙の足の部分が裂けることもあります。
セロハンテープで修正ができますのでご安心ください。
「お医者さ〜ん!大変です〜手術してください〜!」などの声かけで楽しく修理しましょう。
「自分で作ったおもちゃは、自分で直せるのがすごいところ。たくさん遊んだからだよね。」と、むしろたくさん遊んでくれてありがとうという気持ちを伝えてあげましょう。
わざと破けるように激しく動かしているようなら、作品の気持ちを代弁してあげましょう。
「いたいよ〜!もう歩きたくないよ〜遊びたくないよ〜優しく遊んでよ〜!」
などの声掛けに、何か気づくことがあるかもしれません。
*************
動かす仕組みを作らなかった
*************
動かせる仕組みにしないお子様もいるかもしれません。
作品のテーマはきっかけにすぎません。
自分自身でアレンジして結果、思いもよらないものを生み出すことは、マイナスではありません。
素晴らしい可能性のきっかけでもあります。
お子様がどこに興味を持ち、どう思考しながら発展していったのか、たくさん話を聞いて興味を持ってあげましょう。
【編集責任者】小林