【幼児】5月1回目:おふでさんとあそぼう(筆の家族)
★動画 15分10秒
★動画+制作時間目安 60~80分
☆おふでさんの家族と一緒に気持ちよくお絵かきしよう♪
☆絵の具を使い方を楽しく学んでみよう。
みんなのさくひんしょうかい
★さつえい日:2月17日
★動画: 1分17秒
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使うもの1=材料 (WEB美術教室の皆さまは、送付セットにはいっているもの)
今回は送付材料はありません
使うもの2=道具 (WEB美術教室の皆さまは、お家で準備していただくもの)
○スケッチブック
○絵の具セット
○ふで
○水バケツ
●始める前のじゅんび
○エプロンはつけたかな?
ない場合はよごれてもよいふくをきよう
○つくえの上やテーブルの上にシートをしいておこう
動画:おふでさんとあそぼう
せいさくのしかたピックアップ
その1
筆をお水につけて、水が垂れないようにバケツのふちで なでなでしましょう
好きな色の絵の具をやさしくクルクルします
その2
お父さん筆、お母さん筆、赤ちゃん筆、
それぞれどんな線が描けるかためしてみましょう
その3
お父さん筆は大きいから、広いところを塗るのが得意です!
その4
少し細いお母さん筆は、丸や模様なども描けます
その5
一番細い赤ちゃん筆は、細かい所を描くのが得意♪
お顔も描けるかな?
その6
終わったら、お筆さんをしっかり洗いましょう
その7
絵の具が汚れていたら、水を含ませたお筆さんでクルクルこすってあげるときれいになるよ
その8
最後に絵の具セットを雑巾かティッシュで拭いてあげましょう
保護者さまへ
今回は絵の具の自由お絵描きですが、『筆』に改めて気持ちを込めるカリキュラムです。
大きい筆はお父さん。
中くらいの筆はお母さん。
小筆は赤ちゃん。
それぞれの足跡が気持ちよく伸びていく様子を、筆に感情移入することでさらに楽しく体感できます。
また、絵の具は特に情緒面が現れやすい素材と言われています。
思うままにきれいな色の線を描くうちにどんどん楽しくなり、徐々に動きがダイナミックになり腕全体を動かしながら描いていくこともあります。
また、色実験をしていくうちにどんどん濁っていくこともあるでしょう。
幼児期の絵の具での制作で一番大切なのは、体感です。
お子様がどんなことを体感しながら描いているのか、どういう気持ちか、何を学んでいるか、
一歩下がってまずは見守っていく姿勢がとても大切です。
また、どうしてもお部屋に絵の具の汚れが気になる場合は、あらかじめどこまでなら汚しても良いか、お子様とルールを一緒に決めてお約束すると良いかと思います。
こんなときはどうしたらいいの?
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丁寧な筆の使い方ができない
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お子様にあまり筆の経験がない場合は、より大らかに見守るようにしましょう。
絵の具はどんな物なのか、筆はどんな道具なのか、最初は道具と存分に関わりながら体得していきます。
筆の毛先がボサボサになってしまっているようでしたら、一旦それをお子様が体感したところで、
「お筆さんの頭、ボサボサになっちゃったね!お筆さん、いたがってるみたい・・・優しく動かしてあげようね。」
と筆に感情移入できるような声かけをすると、徐々に気づいて使い方も変化していくことでしょう。
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色が最終的に濁ってしまう
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絵の具は情緒面が現れやすいので、色が混ざっていく様子に興味を持ち、色への探究心や実験を夢中で繰り返すうちにどんどん濁っていくことはよくあります。
この色混ぜ実験は、体幹を伴ったとても大切な学びになります。
止めてしまうと、そこで学びもストップしてしまいます。
止めずにできるだけ存分にやらせてあげることが、色や絵の技術の上達にも、これからのお子様の心の成長にも、とても大切です。