オンライン陶芸:型押しのお皿

家族そろってお家で陶芸を作ろう!
家族でのお揃いのお皿で食べるご飯は、格別に美味しいぞ!!

陶芸セットに入っているもの

送られてくる陶芸キット

1、説明のプリント

2、郵送の伝票

3、陶土

4、クラフト紙

注意:キットの箱は、作品を工房に送るときと、出来上がった作品を送るときにも使います。

土を伸ばします。

1、クラフト紙の縁の中心に、土を置きます。

2、手のひらで押しつぶして行きます。

3、注意!小さい子は指で広げがちですが、指を使うと穴を開けてしまったり、均一の厚みで広げるのが難しくなります。
手のひらで広げるのが難しい場合は、大人の方がお手伝いをしてあげてください。

4、同じ厚みで広がらなくても焼成に問題はありません。
お子様が頑張って広げて、ある程度デコボコになってしまっても、お子様の手あとが残る、味わいのあるお皿になります。

5、穴があきそうなぐらい薄くなってしまった場所があった場合は、そこからヒビが入りやすくなります。
その場所だけ土を寄せて、ある程度の厚み(3ミリほどあると安心です)をつけてください。

6、注意:基本的に水は使いません。
さわりすぎて表面にヒビが入ってしまった場合は、濡れた雑巾で掌を湿らせてください。
ぬるぬるに滑るほど水浸しにしてしまうと、ひび割れの原因になります。

 

 

名前を入れよう!

 

1、鉛筆で名前を書きます。(フルネームでの記入をお願いいたします。)
お名前は、1ミリ程度の深さがあれば十分です。
注意!!(お子様が描くと穴を開けてしまうことがありますので、お父様お母様が書いてあげてください。)

2、色を決めて、名前の下に色のサインを入れます。
青(瑠璃)→R
緑(織部)→O

瑠璃も織部も、昔からある安定した釉薬です。
薄いところと厚いところの色合いの変化がとてもきれいです。

4、名前を書いた面に、サランラップを大きめにかぶせます。
(土全体を覆ってください。)

5、クラフト仕事ひっくり返して、クラフト紙をはがします。

模様をつけよう!!

模様をつけていきましょう。

●お家にある、ハンコになりそうなものを探しましょう。
(ネジ・はさみ・ぺん・貝殻・ひも・洗濯バサミなど・・・)

土に様々なものを押し付けて模様をつけていきます。

普段何気なく使っているものに、様々な形が隠れていることを見つけてみましょう。

それぞれが持っている形や模様を利用して、お絵かきしていきます。

様々な形を組み合わせて、何かの形にしても良いでしょう。

綺麗な連続模様をつけていくだけでもとてもキレイです。

あまり深い後をつけなくても大丈夫です。

焼いたときに、釉薬が溝に入り混むことで、微妙な色合いが出てきます。

どの程度の色の濃さになるかなどはわかりませんが、そこが陶芸の良いところ!

焼き上がるまで完成が見えないところが陶芸の魅力でもあります。

ポイントは、やりすぎないことでしょうか・・

やりすぎると凸凹が多すぎて使いづらいお皿になってしまいます。

とはいえ、模様をつけるところはこの陶芸のお皿の楽しいところです。

やりすぎたとしても問題はありません。

たくさん楽しんでくださいね!!

〜注意〜
・とがったものでお絵かきしない。
鉛筆や竹串などでお絵描きすると、見えている以上に深く掘り込んでしまうことがあります。
乾燥と焼成中にヒビが入る原因になります。

 

梱包方法。

出来上がった作品を梱包します。

あれれ??
ひらたいままではお皿じゃないよ〜!!と思われると思いますが、今回は陶芸工房でお皿の形に整えます。
お皿の形にしていただく方法もあるのですが、それは次回のワークショップのお楽しみということにしておきます!

1、模様をつけた作品に、サランラップをかぶせます。

2、下に敷いてあるサランラップと上にかぶせてあるサランラップと一緒に、キットが入っていた箱に入れます。

3、10作品まで、同じ箱に重ねて入れても大丈夫です。

4、サランラップの周りを、ガムテープで箱にしっかりと貼り付けます。

5、キットに入っていた「送り状伝票(着払い伝票です)」を貼り付けて、翌日には送ってください。
(数日経つと乾いてしまって整形ができなくなりますので、早めの郵送をお願いいたします。)

6、焼き上がりまで1ヶ月ほどお待ちください。
〜焼き上がるのに時間がかかるのはなぜ??〜
・送られてきた作品を、使いやすいようにお皿の形に整えます。
・1週間から10日かけて、ゆっくり乾かします。(急いで乾かすとひび割れてしまいます・・・)
・大きな窯に詰めて「素焼き」(すやき)をします。
10時間かけて800度の温度で焼きます。
・3日かけて冷やします。(ゆっくり冷やさないと割れてしまいます)
・「釉薬」をかけます。
釉薬(ゆうやく)は、器を強くするためのものです。
様々な色を出すことができます。
・「本焼き」(ほんやき)をします。
1250度で15時間かけて焼き上げます。
ゆっくり温度を上げていかないと割れてしまうので、時間がかかります。
・3日かけて冷やします。
・完成〜!!!!