●【小中学生以上:工作】ゆらゆらやじろべえ
☆やじろべえのしくみを研究して、じぶんなりの作品を作ってみよう!
☆遊びながらいろいろかいぞうしてみよう!
使うもの1=材料
〇まがるストロー 4.5本
〇色画用紙 1枚
使うもの2=道具 (準備するもの)
〇おりがみ
〇はさみ
〇セロハンテープ
〇カラーペン
〇ペットボトル ふたつき500㎖サイズ1本
*やじろべえの台につかいます
動画:ゆらゆらやじろべえ
●やじろべえのお話の動画
★動画 4分18秒
★動画+制作時間目60分
◆動画について 動画を全部見てから作るのがオススメ
●作り方の手元アップ動画
★動画 2分52秒
◆動画について 動画を全部見てから作るのがオススメ
せいさくのしかたピックアップ
「これなんだかしってる? やじろべえだよ!
じょうずにバランスがとれてるでしょ。」
ペットボトルなどの台にのせなくても、指や頭の上でもゆらゆらできます。
ストローで作ってみよう!
まがるストローを使います。
ストロー2本の先をそろえてたばね、みじかい方にセロハンテープをまきます。
まげてひろげるよ! へのじがた!
どうかな? バランスがうまくとれないな。おもさがないとダメなのかな?
バランスをとるためには、おなじおもさにするといいね。おなじおもさにするにはおなじかたちだといいんだね。
かみをおって2まいかさねてきるとおなじかたちができるね。
かたちをストローのしたがわにつけると、バランスがとりやすいよ。
できたー!
みんなじょうずにてにのせてるよ! ペットボトルのうえにものせられるよ。
●発展編(おもりのおおきさがちがってもバランスがとれる?)
ストロー2本のジャバラをそろえて、テープでまこう!
2本のストローのさきをはさみできりそろえよう!
ジャバラをまげてひろげて、へのじがた!
うまくバランスがとれるかな? ストローをまげる角度(かくど)をしっかりまげておくといいよ。
同じおおきさ(おもさ)のおもりをつくる
おなじばしょにおなじおおきさ(おもさ)のおもりをつけると、うまくバランスがとれるね。
でも、ばしょをかえるとうまくバランスがとれないんだね? おなじおおきさ(おもさ)のおもりで、おなじばしょにつけないとダメなのかな?
ちがうおおきさ(おもさ)のおもりでためしてみよう!
おなじばしょにつけてみたよ。これはうまくバランスがとれないね。
ちょっとつけるばしょをかえてみよう。(おおきいおもりをすこしうちがわによせてみる)
あれ、バランスがよくなってきたかな?
もうちょっとうちがわによせてみると、うまくバランスがとれたね!
うまくバランスをとるためには、支点(してん、まんなかのささえるばしょ)と、おもりのおおきさ(おもさ)と、おもりをつけるばしょが だいじなんだね!
●やじろべえをのせる台もつくってみよう!
ざいりょうがあまってるからやじろべえをのせるだいをつくってかざろう!
さきがとがっているとのせやすいね。
かさタイプの台だよ!
かみをまるくきって、はさみできりこみをいれてから、すこしまんなかをとがらせてセロハンテープではってとめよう。うらがわからセロハンテープでストローをつけるとできるよ!
せんたくばさみをおもりのかわりにしても、バランスがとれるんだよ!
保護者様へ
ヤジロベ-(弥次郎兵衛、ヤジロベエとも)は、日本の昔遊びです。
ゆらゆら揺れるすがたはとても愛らしく、癒されますね。
そして実際に作ってみると、左右のバランスや重心をとる事が、意外と難しく簡単に安定しません。
美術教室では理科や技術の時間の様に、仕組みや構造を1から10まで教える事はしません。
子ども達が自分なりに考え、手を動かし、感覚的に仕組みや構造を理解する事を大切に指導します。
自分の作りたい形にするにはどうすれば良いか試行錯誤する時間は、
子ども達の柔軟な気持ちを育てます。
それぞれ工夫して完成した作品は、どれも素敵ですね。
お家でどんな所をこだわったか聞いてみてください。