緑の生かい

  • 埼玉展(埼玉会館)
  • 公開
緑の生かい



作者: あおっち

(松沢)

1 件のコメント

  1. わかめせんせい 先生

    あおっちさん。

    この作品は、タイトルどおり「みどりの生かい」にやさしく包まれている感じがとても伝わってきます。
    背景の緑が一色ではなく、淡いところ、少し濃いところが重なっていて、
    その中に人物がふわっと浮かび上がってくる構成がきれいですね。

    人物の表情も印象的です。
    はっきり描きすぎず、少しぼんやりさせていることで、
    「見ている人が想像する余地」が残されています。
    ポーズも、見る人との距離を一気に近づけてくれるようで、
    絵の中の世界に声をかけられたような気持ちになります。

    特にいいなと思ったのは、人物のまわりの白と水色の部分。
    緑一色にしないことで、世界の中に“ひかり”や“空気の流れ”が生まれています。
    静かだけれど、ちゃんと息をしている世界です。

    あおっちさんは、色で気持ちや空気をつくる力を持っています。
    次は、この緑の世界が「うれしい緑」なのか、「しずかな緑」なのか、
    もう一歩だけ気持ちを足してみたら、どんな色が増えるでしょうか。

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