夜の虫たち

  • 武蔵野展
  • 公開
夜の虫たち



作者: shirais

(東村山むさしの)

3 件のコメント

  1. わかめせんせい 先生

    shiraisさん。
    この絵は、いきなり「夜」から始まりますね。黒がしっかり塗られていて、目が暗さに慣れるまで少し時間がかかる。その感じ自体が、夜に外へ出たときの体験に近いです。

    しばらく見ていると、月の黄色、右側の光のかたまり、そして地面の上をうごめく黒い形が、だんだん浮かび上がってきます。虫たちは主役なのに、はっきり描かれすぎていない。だからこそ、「いる気がする」「動いていそう」という想像が働きます。

    右側の明るい部分は、街灯や家の明かりでしょうか。自然の夜と、人のつくった光が、画面の中でぶつかっています。その境目に虫たちが集まっている構図が、とても観察的です。

    「木にとまっている虫をたくさん書くのがたいへんでした」という言葉も、この絵を見るとよく伝わってきます。たいへんだったからこそ、夜の空気ごと残った一枚ですね。
    この夜、shiraisさんは、少し音まで聞こえていたのではないでしょうか。

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