京都精華大学展 卒業・修了発表展 2024度で展示した作品です!
これからコンペに出品する予定なので、動画の公開は今しばらくお待ちください🙇♀️
タイトルは「共生(きょうせい)」です。
〜作品のあらすじ〜
互いに傷つけ合い、足を引っ張り合い、誘惑に負け、二人では根本的な悩みの原因を解決できず、どうにもならない 日々を繰り返す。けれど共に生きているからこそ、互いの凸凹を補い合う。 そして過去も未来も忘れて、今この瞬間の目の前の喜びを 共有するために二人は赴く。
この作品には、心の中の葛藤や悩みを具現化した二人の着ぐるみが登場します。大まかにいうと、ポジティブとネガティブです。
けれど互いに傷つけあうことは少なくありません。ポジティブがネガティブを傷つけることもあれば、ネガティブがポジティブの足をひっぱります。
けれど2人は決して離れてはいけない存在で、どちらも大切な感情だと思うのです。けれどそう甘くはいきません。誘惑に駆られてしまうこともあるでしょう。2人の根本的な原因を解決することは難しいかもしれません。だから2人は今日も明日も、自分自身の存在や気持ちを超えた素晴らしい景色を見に行くために手を取り合って、共生していきます。
この作品は約8分間のアニメーションです!
ところどころ、実際に撮影した写真の上から描いた場面もあります。私の作品でよく用いていたロトスコープという技法から影響されています。
また、今回はインスタレーションという方法を用いて展示しています。
展示場に6畳の畳を敷いて、鑑賞者の方は作品に登場するうさぎの着ぐるみを付けて見てもらいます。
職業・専門:絵画(水彩画)
どちらかの感情が存在するからこそ、もう片方の感情を認識できるというテーマに共感します!
苦手なものがあるからこそ、得意なものを意識できるのかもしれませんね…!
どちらの感情も受け入れて前に進むこと、とっても大事なことだと思います