無重力ポット
★動画 4分15秒
★動画+制作時間目安 60~70分
●ビンのなかみ が ういている!?まるでマジックみたいな無重力ポットをつくろう!
■光の屈折を利用した科学実験工作を通して知的好奇心を育みます
【カリキュラム作成】三石、菊地、土田、山口、小澤、望月
オンラインレッスンで準備していただくもの
○消臭ビーズ(百円ショップのものでも大丈夫です!)
6時間くらいかけて吸水しますので、前日から水を一緒に入れ、十分に吸わせて膨らませておくと良いです。
○あきびん(ガラスでなくても大丈夫です。表面がツルツルしてるものがお勧めです。ペットボトルはビーズや飾りが入れにくいためお勧めしません。)
○クリアファイル 1枚
○ビーズなどの飾り(アルミホイルなども丸めて入れると、とても綺麗です。)
○油性ペン ※耐水性の水性顔料インクのペンは使用しないでください
○ハサミ
※リアル教室レッスンでは準備物が異なる場合があります。
始める前のじゅんび
○エプロンはつけたかな?
ない場合はよごれてもよいふくをきよう
○つくえの上やテーブルの上にシートをしいておこう
【編集責任者】土田
せいさくのしかたピックアップ
その1
さいしょに、「クリアファイル」にすきなものをかいていこう!
かざりのかずは、2~3こほどつくろう!
かきおわったら、「はさみ」をつかってきりとろう
その2
きりとった「え」と「しょうしゅうビーズ」をびんにいれていこう!
「しょうしゅうビーズ」、「え」のじゅんばんに「びん」にいれていこう!
※消臭ビーズはビンいっぱいに入れないようにお気をつけください。
ビンの容量ぴったりに入れてしまうと、後日ふたを開けた時に、水をいっぱいに吸ったビーズがあふれだしてくる恐れがあります。
その3
ぜんぶいれたら、つぎに「みず」をいれていこう。
こぼれないようにすこしずつ、そそいでいこう!
その4
みずをいれたら、フタをしっかりしめよう!
さいごにシールなどでふたにかざりつけをしましょう!
その5
かんせい!
みんなはどんなものをかいたかな?
おともだちにみせたり、おうちにかざりつけをしてみよう!
【編集責任者】小澤
保護者様へ(カリキュラムについて)
無重力ポットは、光の曲がり方(光の屈折)を利用した科学実験工作です。
消臭ビーズにお水を注ぐと…あら不思議!!
粒が消えてビンの中身が浮いているかのように見え、まるでマジックのようですね!
消臭ビーズの正体は、高吸水性ポリマーという物質です。
お水をたくさん吸うことで、光の屈折率が水とほぼ同じになることで起こる現象を利用しています。
お子さまがこの仕組みを完全に理解することは難しくても、粒が消えた!?溶けちゃったのかな!?何が起こったんだろう?と興味を持ったその瞬間が大切です。
この現象を知った時、お子様たちの知的好奇心が一気に活発になることでしょう。
知的好奇心とは、「もっと知りたい」「もっと理解を深めたい」というような気持ちのことを言います。
さまざまな物事に興味を持ち、課題を見つけたり、自分で調べようという姿勢は、学習をする上で必要不可欠です。
知的好奇心が高まると、難しい問題に直面したときも「分からない、できない」で済ませず、なんとか解決しようとする『問題解決力』や、お子さまが『自分自身で生き抜く力」が育まれるのです。
小学校低学年くらいのお子さまにとっては、日々のあらゆる物事が真新しく感じられるものです。そのため、興味の対象は移り変わりやすく、「うちの子は何に関心があるのかしら?」と分かりにくいところがあるかもしれませんが、今回の無重力ポットの制作を通して、知的好奇心を育むひとつのきっかけになれば嬉しいです。
【編集責任者】山口
保護者様へ(こんなときは・・・?)
★消臭ビーズが溢れてしまう!
消臭ビーズを空瓶に入れる際、机や床に落ちると転がりやすい、弾いて飛んでいってしまいますので、ボウル・洗面器などのなかで、おこなうとベストです!
床に落ちたものを踏んでしまうとゼリーが潰れたような状態になって拭き取りづらいので踏まないようにご注意ください。
その2
消臭ビーズを入れた後に水を入れる際、ゆっくり慎重にお入れください。
蓋を閉める前に消臭ビーズが溢れてこぼれ落ちたり、水が溢れたりしがちです。ボウル・洗面器などの中でおこなうとベストです!
★消臭ビーズ余ったもの、こぼれたものを処分するには?
残ったビーズを捨てる際は、燃えるゴミとして捨てられます。 小さくなったビーズは、濡れたティッシュを使い取り除いてください。
★消臭ビーズの毒性、誤飲について
消臭ビーズの成分として、一般的に吸水性ポリマー(高吸水性樹脂)が使われています。(成分:ポリアクリル酸ナトリウム)
製造しているメーカー・商品によって使われている成分は異なりますが、基本的に消臭ビーズは無害で人体への影響もありません。
【誤飲・誤食】誤って口に入れてしまった場合について
ビーズは水で膨らむ性質がありますので、ビーズが膨らみにくい牛乳やイオン飲料(スポーツドリンク)などをすぐに飲ませるなど、応急処置を行なってください。
舐めた程度であれば、口をゆすぐ、口の中をぬぐうなどした後、牛乳などをとり様子をみて下さい。
2・3粒程度の少量であれば、そのまま便となって排泄されます。
誤って食べた場合は、すぐに口に残っているビーズを取り出してください。
のどなど、お口の奥のものは無理に吐かせないように、牛乳などを多めに飲ませて様子を見てください。
既に飲み込んでしまっているビーズは絶対に無理に吐かせないでください。
大量に食べた場合や、少量でも異状がある場合には、本品とパッケージを持参して医師にご相談ください。
小林製薬
https://www.kobayashi.co.jp/cgi-bin2/qa/detail.pl?goods=500&id=10
【編集責任者 三石】