ながぐつのぼうけん

★動画 7分57秒
★動画+制作時間目安 50分
使うもの1=教材セット(トントンペト教室)に入っているもの
◯ながぐつ型の画用紙 4枚
(※色は、異なる場合がございます)
使うもの2=お家で準備していただくもの
◯スケッチブックや画用紙
◯クレヨン
◯カラーペン
◯セロハンテープ
始める前のじゅんび
○エプロンはつけたかな?
ない場合はよごれてもよいふくをきよう
○つくえの上やテーブルの上にシートをしいておこう
動画:
せいさくのしかたピックアップ
その1 「おかおをかこう」
ながぐつに、クレヨンで、おかおをかこう!
その2 「ぼうけんに、いこう!」
スケッチブックにぼうけんにでるよ。
その3 「おえかきのぼうけん、しゅっぱつ!」
いろんなあめがあるね〜!
てんてん・・・・ザアーザアー・・・・シャワーみたい!
あめがだいすきな おともだちもやってきたよ!
ゲロゲロ・・・
むこうには、あめのひに、きれいにさく おはなもあったよ!
その4 「かんせい!」
ながぐつさんたち、ぼうけん たのしかったかな〜?
いっぱいあそんだら、のりやセロテープでながぐつさんをはってあげよう!
保護者様へ
今回はながぐつや、雨のテーマ画を描きました。
季節を感じることは、子供たちの健全な想像力や創造力の育成に繋がります。
今回のお絵かきでは、ながぐつや雨の気持ちになって感じる「アニミズム(生命化、擬人化)的思考」を用いています。
これによって、子どもたちの表現を引き出すとともに、自分と同じ立場でながぐつや雨を考えることによって、イメージの広がりを持たせることができます。
子どもにとって長靴はとっても魅力的なものですね。
天気に関係なく1、2歳の頃は毎日長靴を履いてたという子も少なくないと思われます。自分で履いて出かけられる靴、水たまりもへっちゃらな靴、履いたらカポカポと音がしたりして楽しい靴です。
子どもは自分と同じように、物にも、感情移入させて考えることができる天才です。
このような経験から、自分以外の他の存在、他者の気持ち、社会との関わりを感じ取れるようになります。
また、梅雨=アジサイを作らせる、というような決まった形式でなく、子どもの生活の中で自然と季節を感じ、取り入れていくことで、イメージは広がり、豊かな絵画表現に繋がっていきます。
ぜひお子さんに、お絵かきのお話を聞いてみてくださいね。
共感や驚きなど、おうちの人からの様々な反応が、子どもたちの想像力をより豊かなものへと導くでしょう。
★アニミズム的思考についての研究ノートを添付致します。
(芸術による教育の会研究ノートをもとに、チームで再構成しました。)
こんなときはどうしたらいいの?
「ながくつじゃないものにしてもいいの?」
ながぐつの形を別のものに見立てて、発想を広げる子もいるかもしれません。
今回はながぐつをきっかけにした雨のテーマ画ではありますが、形をきっかけに発想して別のお絵かきになることもあるかもしれませんね。
「今日はながぐつをつかって、雨をかくんだよ」というようにテーマを無理強いせず、子どもたちの自由な発想に共感してあげるとよいでしょう。
「ながぐつくんが、他のものに変身しちゃうの?へー、私はそれは思いつかなかったなぁ、、どうなるのかとっても楽しみだなぁ。」など、、先を楽しみにする声がけをしてあげたいですね。