そめそめめいじん

★動画 10分15秒
★動画+制作時間目安 60~70分
☆おって たたんで どんなもようができるかな?
☆身近な材料を使って、絵の具で畳染めをします
使うもの1=教材セット(トントンペト教室)に入っているもの
◯洗えるキッチンタオル 4枚
使うもの2=お家で準備していただくもの
○新聞紙かちらし
○筆洗バケツ
○絵の具セット
○ぞうきん
○ペーパータオルやキッチンタオルなど 4枚
○筆(太めのもの)
※キッチンペーパーは種類によっては破けやすかったり、滲まないものがあります。何度か使えるタイプや、しっかりしたタイプのものがオススメです
始める前のじゅんび
○エプロンはつけたかな?
ない場合はよごれてもよいふくをきよう
○つくえの上やテーブルの上にシートをしいておこう
動画:そめそめめいじん
せいさくのしかたピックアップ
その1
まず複数人で一緒に制作するときは、先生やおうちの方に
紙のはじに名前を書いてもらいましょう。
ボールペンやクレヨンが水ににじまないのでおすすめ。
自分の作品がわからなくなるのを防ぐためです。
自分で名前が書ける場合は自分で書いてもOK
その2
紙を四角く半分におって、もう一度半分におります。
その3
今回はえのぐセットの中のいちばん大きい筆を使います。
たっぷりのお水でえのぐジュースを作って紙に飲ませてあげましょう。
なにジュースがいいかな?
ごくごくごく
筆をすばやく動かすのではなく、ゆっくりと筆を置くように。
じわ〜〜〜っといいながらゆっくりやるのがポイント!
その4
う〜ん、おなかがいっぱい。もうのめないよ〜
紙いっぱいにえのぐをのせたら、余分なえのぐを新聞紙や広告で吸い取ります。
新聞紙や広告にはさんでぎゅーと上から押さえてください。
その5
そ〜っとひらいてみましょう
紙がとってもやわらかく、やぶれやすくなっています。
そ〜〜〜っとね
✳︎複数人でやる場合はいっしょにせーので開くと、開いたときの感動を共有できます。
その6
さんかくおりでもやってみよう!
✳︎新しい紙を染めるときは、なまえを書くのをわすれずに
その7
できあがったら、お洗濯を干すようにひもに干したり、シートを敷いた上に置いて乾かしましょう。
あまったえのぐのおかたづけについて

みずバケツの上でパレットを傾けて、あまったえのぐを流します。
難しそうな場合は先生やおうちの方がやってあげてください。
流した後にえのぐで汚れたところは、ぞうきんやティッシュペーパーでふきましょう。

えのぐのおかたづけについて
お片づけの注意点!
水をたっぷり使いますので、絵の具セットが水浸しになることもあります。
教室レッスンの際は、お持ち帰りのバッグがビシャビシャになると大変なので、蓋と絵の具の間にキッチンペーパーを挟んで蓋をしてお持ち帰りしましょう。

文鳥えのぐのおかたづけについて
文鳥絵の具の注意点
絵具と容器の隙間に水がたまりなかなかとりきれません。帰宅中カバンの中でだんだんと垂れてくることがあります。
キッチンペーパーをはさんだうえ、紙のケースは外してビニール袋に入れて帰るとよいです
~インスタレーションを行う場合~
ひも等を外れないように取り付け、そこに出来た作品をピンチで飾っていきます。
乾かせるし、見た目もきれいで楽しく一石二鳥!
※水分量が多い場合は垂れないように新聞紙等で水気を吸い取ってから飾るとよいでしょう
保護者様へ
今回使うのは、よくお料理をされる方にとっては身近な、子どもにとってはちょっと新鮮な!?素材に染紙(畳染め)を行います。
普段おえかきでよく使う洋紙とは異なり、キッチンペーパーやキッチンタオルなどのキッチン用ペーパーは、水や油が浸み込みやすいように工夫して作られています。
半紙など天ぷら敷き紙などにも使われる和紙は、実は水に弱いのですが、墨が滲まず、紙の表面に残るように作られています。
これらの素材の違いを実験的に楽しみながら、体感していきます。
また、えのぐがじわ~っと広がり、染まるとはどういうことなのか、その様子を肌で感じてもらえればと思います。
紙を広げてきれいな模様が出てくると感動です!
(もちろんうまくいかないときもあります^^;)
ぜひこの瞬間を一緒に体感して楽しんでいただければ幸いです!
こんなときはどうしたらいいの?
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染め紙が破けてしまった・・!
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水をたっぷり浸しますので、力の加減で破けることはあるかもしれません。
先にそぉっと開くと注意して伝えても、実際にやってみると難しいこともあります。
その加減を経験で理解することも、とても大切なことです。
ただ、お子様によっては、破けたことにとてもショックを受けることもあるかもしれません。
「そうか〜、お水飲みすぎてちょっとおなかがやわらかくなっちゃったんだね・・。そぉっと開いてこのまま少し乾かしてみようか。次はゆっくりゆっくり、そぉっとそぉっと、開いてみようね。」
と、何度もチャレンジしてもらって体感しながら覚えていきましょう。
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染みない!
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折りたたんで筆で絵の具を染み込ませる方法だと、水の量によっては、たたんだ内側や下まで水が浸透しない場合があります。
それも水の加減を知る上でとても大切な学びになります。
もし開いて染みていないようでしたら、もう一度たたんで上からたっぷり水を含んだ絵の具の筆を置きましょう。
「ちょっとジュース足りなかったかな?まだのどかわいているね~」
など、染め紙に感情移入できるような声をかけてあげると良いでしょう。
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テーブルが絵の具だらけに!
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今回は水をたっぷり使いますので、シートを敷いていても、絵の具だらけになることもあるかもしれません。
水を吸う雑巾は必ずご用意をお願いします。