絵画「風をテーマに」

★動画 「風を見つけてみよう、感じてみよう」10分37秒
1週目動画 8分55秒
2週目動画 10分32秒
★動画+制作時間目安 (60~70分)×2週レッスン
【内容】
☆風を見つけよう、感じてみよう
☆風をテーマに絵を描こう
☆アクリルえのぐを使ってみよう
使うもの1=教材セット(トントンペト教室)に入っているもの
今回は送付材料はありません。
使うもの2=お家で準備していただくもの
○スケッチブック(又は八つ切り画用紙。)
○アクリル絵の具セット
○えんぴつ、けしごむ
○クロッキー帳もしくはA4サイズコピー用紙数枚。
○プラス 使いたい道具 クレヨン、色鉛筆、油性ペンなどなど。。
始める前のじゅんび
○エプロンはつけたかな?
ない場合はよごれてもよいふくをきよう
○つくえの上やテーブルの上にシートをしいておこう
風のプリント(どこでもアート)
動画:
★動画 「風を見つけてみよう、感じてみよう」10分37秒
1週目動画 8分55秒
2週目動画 10分32秒
★動画+制作時間目安 (60~70分)×2週レッスン
◆動画について 一度全部見てから作るのがオススメ
まずは、、、
◇ 動画「風を見つけてみよう、感じてみよう」
いろいろな風がふいている様子を撮った動画です。
テーマへのアイデアを広げるヒントに見てみましょう。
①風をテーマに絵を描いてみよう〜1週目「風のエスキース」「風の色」
◇1週目動画「風をテーマに①」
1:00 風がふいている
1:26 風のエスキース
3:25 風の色を見つけよう
4:44 アクリルえのぐで描いたり、塗ったり
5:30 えのぐと水の溶きぐあい
②風をテーマに絵を描いてみよう〜2週目「私の風」
◇2週目動画「風をテーマに②」
0:40 私の風を描いてみよう
1:25 筆のタッチをいかして
4:56 ステップアップ(かさね描き、かさね塗り)
9:30 ストーリーと題名を考えよう
せいさくのしかたピックアップ
●1週目
いろいろな風を見つけてみよう、感じてみよう
風がふいているなって、感じるのはどうしてだろう?
目を閉じてみたり、耳をすませてみたり、風で動くものを見つけてみたりすると、今まで気づかなかった風を感じられるかもしれません。
風の動き
風の音
風のにおい
風をさわった感じ
さあ、どんな風を見つけ、感じましたか?
みんなで話し合いながら集めてみましょう。
風のエスキースを描いてみよう
「エスキース」とは…本描きする前段階の下絵(したえ)のこと。
クロッキー帳やコピー紙、小さな紙をたくさん使います。
1枚ずつそれぞれに、いろいろな風を描いてみましょう。
1枚に短い時間で描いていきます。
〜〜風に「かたち」があったなら〜〜
あなたはどんなふうに描きますか?
えんぴつ(色えんぴつ、クレヨン、パステルチョーク、えのぐなども使っても良いです)で、風の動きを想像しながら描いてみましょう。
えんぴつを早く動かしたり、ぐるぐるっと回したり、強い線、弱い線、ふにゃふにゃ、よろよろ〜、シュッシュッ、、、
まるで、えんぴつを持った手や腕が風になったような気持ちで、描いてみましょう。
風のエスキースは、それぞれに風の名前をつけていきます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
吹き飛ばされそうな風
やさしい風
冷たい風
暑い日の風
窓から入ってくる風
洗濯物がよく乾く風
扇風機の風
ドライヤーの熱風
自転車に乗った時の風
ゾクっとした風
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あなたはどんな風の名前をつけましたか?
できたエスキースは、あなたの「風のコレクション」です。
みんなで「風のコレクション」を発表し合いましょう。
次の週にじっくり描きたい風を1つ決めよう
お気に入りの風を1つ選んでみましょう!
次の週は、風になった気持ちでじっくり1枚の絵を描きます。
あなたの風の「色」を見つけよう
お気に入りの風を1つ選んだら、その風の色を考えてみましょう。
〜〜風に色があったなら〜〜
もしも、風に色がつけられたら、どんな色だろう?
ふわっとしたやさしい風の色は?
ビュゥビュゥー強い風の色は?
ヒュッっと吹いてきた風の色は?
あなたはどんな色をえらびますか?
次の週に制作するためのスケッチブックや八つ切り画用紙などの大きめの画面に、アクリルえのぐを使って、塗ったり描いたりしてみます。
色を作る時、アクリルえのぐは水の溶きぐあいで、色にさまざまな表情も作る事ができます。
水をたっぷりで溶いて透明感のある雰囲気
水はあまり足さないで、こってりと塗りたくってみたり〜
風の色さがしの実験だと思って、いろいろに試してみましょう。
〜〜ちょっとブレイク〜〜
風を表現した名画を紹介
●2週目
じっくり描いてみたい「私の風」
スケッチブックブックや八つ切り画用紙など、大きめの画面にアクリルえのぐを使って、描いてみましょう。
前の週に作った風の色さがしのページや塗った画用紙から描き足しても良いでしょう。
筆のタッチをいかして
筆、えのぐ、水加減、手の動かし方で、絵の中の表現は無限大です!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
筆を素早く動かしたり
強く押しつけてみたり
トントントントンとたたいたり
えのぐをたっぷりつけて、スーーーと動かしたり
薄めたえのぐを少しだけつけて、カサササ〜
ペインティングナイフで、ぐいい〜とのばしたり
えのぐが乾かないうちに他の色と混ざりあいながら塗ってみたり
!!ステップアップ!!
〜〜かさね描き・かさね塗り〜〜
えのぐを使っていろいろな表現ができるようになったら、「かさね描き」「かさね塗り」にもチャレンジしてみましょう。
先に塗ったり描いたえのぐが乾いたら、その上に描き足しや塗り足しをしていきます。
小さい筆(面相筆)で、細かく模様を入れたり、描き加えたり
大きな筆(彩色筆・平筆)で、薄く溶いた透明えのぐをかぶせてみたり
さらに、他の画材との組み合わせで工夫しても良いですね。
色えんぴつ、クレヨン、サインペンなどで描き足しても、面白い表現ができるかも!
かさね描き、かさね塗りで、絵の表現はさらに超無限大♾!
描きながらストーリー(ものがたり)を作ってみよう
風は旅をする〜
風の生まれる場所?
空って風の遊び場?
もしも風に乗れたら〜
もしも風になれたら〜
風と話ができたら〜
作品に題名をつけよう
みんなで鑑賞会!
風に飛ばされる鳥。
日が沈むところにふく風
保護者様へ
今回は「風」をテーマに2週にわたり絵を制作しました。
「風」自体に色や形がないので描くには難しいと思いますが、
見えないからこそ感じたままに自由に表現することができるのです。
お天気予報に出てくる風
北風小僧の勘太郎
気持ちが良いと感じる風
洗濯物が乾く
扇風機や風鈴の風
外にいる時に邪魔になる風
風からする音
様々な「風」があります。
子どもたちが感じたままに表現し、それを周りも認めることで、
安心感や自己肯定感が生まれます。
感覚的なものはその本人にしかわかりませんが、
感覚的な部分を褒められたら嬉しいですよね。ぜひ、お子様が「風」をどう感じたのかインタビューしながら、「あなたは素敵な感性の持ち主」と伝わるよう、褒めてあげてください。
また、今回は2週にわたり制作できるので、アイディア出しをするのにもゆっくりと時間をかけることができました。ぜひ、クロッキー帳などのアイディア出しの段階も、見てあげてくださいね。
いろんな風を感じる風景を映像でも感じてもらえるよう、動画を作りましたので、ぜひご覧いただければと思います。