エアーカーリング

★動画 9分28秒
★動画+制作時間目安 (60~70分)
風であおいでコロコロリン! みんなであそんじゃおう!
タイヤの形はどんなのがいいかな?
どんなふうに風をあおいでいけばいいかな?
おもしろ工作やってみよう!
使うもの1=送付材料(トントン・ペト教材ありコース)に入っているもの
使うもの2=お家で準備していただくもの
○はさみ
○セロハンテープ
○えんぴつ、けしごむ
○カラーペン
○丸い型を取るためのお皿など(まるを印刷する場合は、使うもの1の型紙データをお使いください)
○A4または八つ切り画用紙×3枚程度(丸の大きさによって変わります)
※→トントン・ペト(教材ありコース)の皆さまは、送付されます
せいさくのしかたピックアップ
あそびかた
★あそびかたのポイント★ こんなあそびかたをやってみよう!
・スタートからゴールまでをきめてはやくゴールについたらかち!
・まるいかたちのコースからみんなであおいで でちゃったらまけ!
・おもしろいころがりかたをしたら優勝(ゆうしょう)!
・障害物(しょうがいぶつ)をたおしたり、のりこえたりしていくレース!
・デザインがかっこよかったら優勝(ゆうしょう)!
・ころがりかたがかっこいいと優勝(ゆうしょう)!
などなど
ルールをきめて、そしてルールをまもろう!
★はしりまわらない ★順番(じゅんばん)をまもる ★教室(きょうしつ)のなかにあるものにぶつかったりしないように気をつける
こんな時はどうしたらいいの?
エアーカーリングがまわない!
タイヤの形はまるいかな? まんまるじゃなくても、まわるけれど、あんまりまるとちがっていると、まわらなくなってしまうよ。
それからまるをつないでいる部分が、かたよったりしていないかな? ちょうどまんなかにつくようにしてみてね。
あおぎかたも大事だね。エアーカーリングのどの場所をあおぐと、よくまわるかいろいろためしてみてね。
ひとりであそぶときは?
平らを保ちましょう。
保護者様へ
子どもの遊びとルールについて
ゲームなどみんなでなにかゲーム性を持ったことに取り組むときは、ルールが大切です。
【ルールのある遊びがなぜ大切か】
「ルールのある遊び」が成立するためには、
①一緒にやっている人を意識する、
②人の行動を見て同じ動きができる、
③自分がしたことの結果まで意識する、
④順番を守る、
⑤人の結果と自分の結果を比べる意識を持つ、
などいろいろな必要条件があります。
これを1つ1つクリアするときに脳は活性化し、神経細胞のつながりがよくなります。
【子どもの遊びとは】
子どもの遊びでは,「何かを身に付けようという意図は働かない」のです。
遊びの中で学ぶ」ということは,「偶発的学習」によって何かが身に付
くことであり,「遊びの中での学習」の特徴は次のようになります。
①何が身に付くかは,結果的にしか明らかにならない。
②遊びに何かを期待したり,予測しても,それが起こる確実さは保証されない。
③遊びの中では,望ましくないことや悪い行動傾向が身に付く場合もある。
a)集団の遊びから,
b)チームワークを要する遊びから,
c)ルールのある遊びから,
d)勝敗をともなう遊びから,
e)思考力・作戦が必要な遊びから,
f)「賭け」の要素のある遊び
などから,多くのものを学ぶことが期待されます。
また,遊びの中で望ましくない行動や経験をする場合もありますが,そのことを
通じて学ぶ場合も少なくありません。喧嘩,仲間割れ,乱暴な行為,わがままな行
動,役割や責任の不履行,ずるい行動,ルールぎりぎりの違反,勝敗へのこだわり,
賭け事などなど,経験を通じてさまざまな回避や解決の仕方を学ぶことになり,子
ども社会でのルール,さらには広く社会性を身に付けることになります。
【勝ち・負け があることに対して】
人の気持ちを理解する力が育ちます。
勝者と敗者の両方の立場の気持ちを味わうことによって
負けたときに励まされた体験をすることで、負けた人の気持ちを察しれるようになります。
負けてしまった子への対応として
泣いたり怒ったりを否定せず受けとめて励まし、
勝ちたかった気持ちに共感してあげましょう。
勝つためのコツを「どうすればいいかな?」など、一緒に考えたり、
「次は勝とう!」と前向きな姿勢を見せてあげましょう。
引用
子どもの遊び論
佐々木正美 「こども と あそび」