カシャっとカメラ

遊び心を刺激して、楽しいカメラを作りましょう。
できたら、お友達や先生、そして家族と写真をとって!沢山遊びましょう!

★動画13分22秒
★動画+制作時間目安 60分〜70分

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使うもの1=(トントン・ペト教室)教材セットに入っているもの

●A4程度の厚紙または画用紙←カメラ本体用
●無地のハガキ←写真用 ひとり2枚
●画用紙の帯
(色画用紙でも白でも可。A4を横にした時の横部分を3cmぐらいの幅に切ったもので構いません、お好みで長さ20センチ〜)←レンズ用
●ストロー1本
●ひも1本
●4分の1サイズの折り紙2枚

 

紐は裏につけて長さ調節します

使うもの2=お家で準備していただくもの

〇はさみ
〇カラーペン
〇セロテープ
〇おりがみ

なくてもできますがあったらいいもの(カメラの装飾用です)
〇タックシール
〇アルミホイル
〇マスキングテープ

始める前のじゅんび
○エプロンはつけたかな?
ない場合はよごれてもよいふくをきよう
○つくえの上やテーブルの上にシートをしいておこう

動画

★動画13分22秒
★動画+制作時間目安 60分〜70分

◆動画について 一度全部見てから作るのがオススメ



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せいさくのしかたピックアップ

その1

まずは厚紙、または画用紙を半分に折ってみよう!


その2

下の部分をセロテープでとめよう。横の部分は空けておいてね。


その3

ストローをつけるよ。2箇所はるとしっかりとまるね。

長いストローを使う場合は長さを調節してね。


その4

レンズをつけるよ。細長い画用紙を丸めてもいいし、紙コップを貼ってもいいよ。


その5

レンズをカメラに貼ってみよう。セロテープをはみ出して貼って、上下左右4箇所貼ろう。


その6

覗き窓を作ってみよう!小さい画用紙を用意してね。

 

その7

線を描いてみよう。パカパカする方としない方、向きを注意して描こう。

 

その8

線のところを切っていくよ。向きに注意してね。

小さいから、おてても切らないようにゆっくりやろう!

その9

ジャ〜ン!カメラの上の好きなところに貼ってみよう。

その10

カメラが素敵になるようにお絵かきしたり模様を描いてみよう。中身の写真も描いてみよう。ポストカードくらいの大きさなら入るよ。本物の写真を入れてもいいかも?!

 




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保護者様へ

「カシャっとカメラ」を作ったよ!

保護者様へ

本日は紙を使って「カシャっとカメラ」の工作を作って遊びました。

カメラなど子どもにとって、大人の使う道具は、魅力的なものです。

本物は「触っちゃダメ!」と咎めたりすることが多いのではないでしょうか。

「パパとママと同じように触ってみたい。」

そんな子ども達ができること、といえば真似っこ、ごっこ遊び。

子ども達の能力はとても素晴らしく、身近な素材と道具との出会いは子供達が生み出す見立て遊びをきっかけに無限の可能性や世界を広げることができます。

特別なものでなくても、優しい素材で、楽しく遊ぶことが出来ます。既製品とは違い、自分なりの工夫や、デザイン、特別なしかけなどいろんな工夫が出来ますね。そこが工作のいいところです。

カメラをそっくりに作ることはは重要ではありません。

自分なりに見立てて作り出せてイメージを膨らませて、まるでそこにはカメラがあるかのように遊べることがすごいことなのです。

また、この工作にはもう一つ大切なものがあります。

この課題で大事にしたいことそれは「コミュニケーション」人との関わりのきっかけを生み出すカリキュラムです。「写真撮ってあげるね」という一言でいろんな人と仲良くなれます。

写真を撮ってあげる行為はその人を喜ばせたいという思いも含まれています。撮影ごっこはお互いが楽しい幸せな気持ちになれます。人と関わることは心地よく楽しいことです。「つながり力」を育むことができれば嬉しいです。

実はこの撮影ごっこは「いないいないばあ」の遊びが入っているカリキュラムです。いないいないばあの遊びは母子分離の不安を和らげる遊びでもあります。

スイスの心理学者ジャン・ピアジェは、「いないいないばあ」と子供の発達の関係を以下のように解釈しています。

ピアジェによれば、生後7-9ヶ月程度に達した乳児は、物の永続性(object permanence)を理解し始める。これは、物を見ることができなくても、物が存在し続けていることを理解する能力を獲得したことを意味する。例えば、ブランケットの下に子供のお気に入りのおもちゃを隠した場合、子供は物理的におもちゃを見ることができなくとも、ブランケットの下を探そうとするようになる。この能力を獲得すると、乳児は養育者といないいないばぁ(Peekaboo)を楽しむことができるようになる。

引用|子供の発達 – Wikipedia

赤ちゃんだった頃の遊び、そこには保護者様と自分との大事な二者関係「お母さんは必ず自分から消えない存在」を確認して安心感を得られます。

そんな安心感を思い出す遊びとしていないいないばあが元になった遊びとして「かくれんぼ」「シーソー」「ブランコ」「宝探し」など子どもの遊びには多く存在します。

今回のカシャっとカメラも、「中に入っている絵はなんだろう?」ドキドキ!ワクワク!好奇心を刺激し育むとともに、「いないいないばあ」を無意識に体感して「お母さん、お父さん」を感じることができ、成長とともに出てくる母子分離の不安から解放され情緒を安定する効果が得られます。

そうして気持ちが安定している中で「写真を撮ってあげるよ!」と保護者様やお友達とコミュニケーションを図るきっかけになり皆がニコニコとした心地よい空気の中で過ごしていくことは「人と関わること、つながることは心地よい、楽しい!」という気持ちになることができます。

ぜひお家でたくさんの撮影ごっこで楽しい気持ちになってもらえれば嬉しいです!

こんなときはどうしたらいいの?



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◯セロハンテープが上手く扱えない

→セロテープは繰り返し使っていると上達していきます。

もし、まっすぐ下の方向に力ずくで切ろうとしていて、ケガの危険を感じた場合は、手を添えてナナメに切る感覚を教えてあげましょう。

「あっちむいてほい」を掛け声にすると楽しく、簡単に覚えられます。

また、セロテープの長さの調節は”目分量を測る”ことの訓練を自然に行える力につながっていきます。

いろいろな長さのテープを使うことに挑戦してみましょう。

 

あそびかた

制作の後に、ぜひお友だちどうしで遊んでみましょう!

まずは先生がみんなで楽しく写真のとりっこ遊びをして見せてあげてください。

作ったカメラをのぞきながら「写真とりまーーす!はい!チーズ!」

絵を描いた紙を見せながら「写真うつったよ!」

カメラを持っている子に「私もとってちょうだい!」と声をかけても良いですね。