グラデーション~混色してみよう~

★動画
◆1週目 
グラデーション〜色を混ぜてみよう〜
★動画 4分
★動画 4分+制作時間目安50分

◆2週目
切り絵制作
★動画 3分19秒
★動画 3分19秒+制作時間目安50分
★2週課題
☆グラデーションをきっかけに混色を学びましょう
☆展覧会制作にも生かせます

【カリキュラム作成】大村 齋藤 嶋田 田口

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使うもの1=(トントン・ペト教室)教材セットに入っているもの

・白い画用紙(A4サイズ 1枚)

・黒い画用紙(八つ切りの半分サイズ 1枚)

【編集責任者】嶋田

使うもの2=お家で準備していただくもの

始める前のじゅんび
○エプロンはつけたかな?
ない場合はよごれてもよいふくをきよう
○つくえの上やテーブルの上にシートをしいておこう

1週目 グラデーション制作

鉛筆、消しゴム

アクリル絵の具セット

ペーパーパレット、または開いた牛乳パック

スケッチブック、または画用紙

水入れ

ぞうきん

2週目 切り絵制作

1週目で制作した作品

鉛筆、消しゴム

のり

はさみ

黒い画用紙(八つ切りの半分の大きさ)

【編集責任者】嶋田

 

せいさくのしかたピックアップ

★1週目 グラデーションのポイント!

その1

えんぴつで、すきなところにまるをかきます。


その2

白色と赤色をおおめにだします。2センチくらい。

(はじめての子は白色がおすすめです。いろのへんかがわかりやすく、まぜやすいです。)

さきに、白をおおめにふででとります。

そのあと、ほんのすこしだけ赤をたします。

(ちょっとだけでもすぐに色がかわります。)

まるをぬります。ゆっくり。ゆっくり。


その3

またすこし、赤をたしていろをつくって、ぬります。

ゆっくりかくとうまくいきます。

★あまりいろがかわってないときは、またすこし赤をたしましょう。すこしがポイントです。


その4

あきたら、ちがういろにも、ちょうせんしてみよう。

ポイントはまぜいろは、「ちょっと」です。

ちょっとづつやるとうまくいきます。


★2週目 切り絵制作

その1

まずはアイデアをだそう!クロッキーちょうとかにかくと、アイデアがまとまってくるよ。


その2

しんぱいな子は、したがきをしてもいいです。しなくてもいいですよ。

1:したがきをするばあいは、おおきく。こまかくなりすぎない。

2:ハサミはゆっくり、かみをうごかしてきる。


その3

バランスをみて、たしたり、なくしたりしよう。

はるばしょはどうか?チェックしよう。


その4

ばしょがきまったら、のりではります。

のりはちょっとつけてのばします。


その5

かんせい!のりのふたはしっかりしめてね。

【編集責任者】齋藤



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保護者様へ

今回は、グラデーションの技法を利用した絵画制作です。
グラデーションとは、一つの色が変化していき徐々に別の色に変わっていくことです。絵の具を少しずつ混ぜていくことで、微妙な違いのある色を作れるようになります。
このグラデーション作りを通してチューブそのままの色を使うのではない混色表現の幅をつくれるようになります。低学年のお子様には絵具の混ぜ方の基礎が身につくように指導しました。

グラデーション技法を通して、混色に興味と感心を持って取り組むことで繊細な差に気が付く観察力・集中力が育ちます。自分自身で決めていく制作を通して、自己決定による判断力も高まっていくことでしょう。

また、今回グラデーションを学びつつ、影をイメージした黒いシルエットでの切り絵による制作も行いました。グラデーションでの描画と影のシルエット表現の部分、表現方法の違いも作品の面白さに繋がっていきます。

空の色、海の色など、自然界にもたくさんのグラデーションがあります。
グラデーションに興味を持つと、「あ!あんなところにもグラデーションがある!」と、身の回りの色を意識するきっかけにもなりますね。

そして、混色した色の美しさに気づき、たくさん色を経験することで、作品制作の際、「あの色を作りたい!」とイメージすることができ、その色を再現出来るようになります。
立体物の陰影がグラデーションになっていることにも気づくきっかけになり、描画に活かすことにもつながっていくことでしょう。

【編集責任者】大村

こんなときはどうしたらいいの?

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好きな色を塗りたい
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混ぜ色が楽しい、この色の並びが好き、コントラストがきれいなど、グラデーションとは関係なく好きな色を塗りたい子もいるでしょう。
まずはどうしてこの色を選んだのか、一緒にお話をしてみましょう。
そうしてから、今日はグラデーションにもチャレンジしてみない?と再度今回のカリキュラムのお話をしてみると良いでしょう。

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なかなかグラデーションにならない
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慎重になりすぎると思い切って絵の具を混ぜられず、なかなか色味を変えることが難しい子もいるでしょう。
困っているようでしたら、少しお手本として絵の具を出してあげたり、目の前で塗って見せてあげるとわかりやすくて良いかもしれません。

【編集責任者】大村

 



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