おしゃれなトラ

★動画 8分55秒
★動画+制作時間目安 60〜70分
おしゃれなトラでは、今年の干支である虎の模様を描きながら、筆技による表現を楽しみます。
筆は1本持っていれば、握る力の強弱、水の量、使用する角度を変えるだけでさまざまな表現を楽しむことができるお道具です。
【カリキュラム作成】池田 土田 水谷 加藤 初田 鬼頭
使うもの1=(トントン・ペト教室)教材セットに入っているもの
今回は送付材料はありません。
【編集責任者】鬼頭
使うもの2=お家で準備していただくもの
せいさくのしかたピックアップ
その1 トラのからだをかみできってみよう!
まずは画用紙(または折り紙でもOKです。)を用意します。
折り紙の下の部分をトンネルみたいに、はさみで丸く切ります。
(そのまま切るのが難しい場合は、ペンで線を書いてから切ってもOKです!)
その2 ならべてのりではってみよう!
トンネルの形に切ると、虎のからだと頭が出来上がります。
画用紙(またはスケッチブック)の上に並べてみましょう。
貼りたい場所が決まったら、のりではりましょう!
今回は、ちょんちょん貼りがおすすめです!
その3 えのぐのくろで、もようをかいてみよう
えのぐの黒で、もようを書いてみよう!
トラさんにはどんな模様が似合うかな?
ニョロニョロ?ギザギザ?それともまるかな?さんかく?しかく?
好きな形の模様をかいてならべてみよう!
今回はえのぐセットに入っている、赤い小さな筆さんが細かい模様が書けておすすめです!
その4 クレヨンなどでおえかきして完成!
もようがかけたら、絵の具をしまって、クレヨンでお絵描きしていきます。
トラさんのからだに色をつけたり、周りにもおえかきして完成です!

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【編集責任者】土田
保護者様へ(カリキュラムについて)
おしゃれなトラでは、今年の干支である虎の模様を描きながら、筆技による表現を楽しみます。
筆は1本持っていれば、握る力の強弱、水の量、使用する角度を変えるだけでさまざまな表現を楽しむことができるお道具です。
その中で、今回のレッスンでは筆を立てて描くことに挑戦します。
筆で思ったように線を描くって、とても緊張しますよね。
ですが、何度も練習しながら感覚を覚えることで必ず上達します。
トラをおしゃれな模様にするにはどんなもようがいいかな?
こんな模様のトラはどうだろう?
トラをオシャレにしながら楽しく練習しましょう!
また、今回は筆先を使って模様を描くことに集中してもらうため、模様の色はあえて黒色1色で行います。
トラの模様が完成したらスケッチブックに貼り、トラの周りにもお絵描きしちゃいましょう。
筆技を身につけると、表現の幅が広がり、お絵かきがますます楽しくなります!
今年もいろいろなお絵描きにトラいしましょう⭐︎
【編集責任者】水谷
保護者様へ(こんなときは・・・?
◯トラじゃない動物にしたい〜!
「絶対にトラを描かせなきゃ!」と思わなくて大丈夫です。これは「トラ」という動物を忠実に描くカリキュラムでもなく、観察画でもありません。筆を使っていろんな模様や描き方にチャレンジしてみることが大まかなねらいとなっています。今回は1月ということもあり、干支に絡めてトラにしています。また、動物にすることで感情移入しやすくなると考えられます。子どもにとっては動物の種類なんて関係なく表現したいかもしれませんね。トラを見せていなかった場合は1度トラについて知っていることを話してみましょう。見せた上で違う動物にしたいのであれば、どんな動物にしたいのか聞いてみてください。もしかしたら新種のトラ?!トラのお友達?!新たな発見や広がりがあるかもしれません。
◯真っ黒になっちゃった!
「おお〜!黒いトラさんに変身したね!」と、そのままをリアクションしてみましょう。決して「失敗しちゃったね」など、自信が無くなってしまうような言い方は避けましょう。
真っ黒になるまでのプロセスをできるかぎり思い出してみましょう。
・最初は模様を描いていたが、だんだんスペースがなくなり模様同士がくっついてしまった
・最初は模様だったがだんだん塗りつぶすようになり、真っ黒になった
・最初から塗りつぶしていた
子どもの絵は動画によく似ています。まさに子どもたちの「今」が表現され、それは常に動いているのです。「最初は模様を描いていた」のであれば、「おぉ〜!◯◯くん(ちゃん)、最初は模様があったけれど、今はいないね〜?いや、どこかに隠れているのかな?」など、「模様はあった」ことをお話しすると、子どもから「今はここにいるよ!」などさらに新しい模様を描いてくれたり教えてくれたりするかもしれません。模様がそこになくても、子どもには見えていることに一緒に共感してあげましょう。
最後にある、最初から塗りつぶしていた場合は、模様を描きたい!という気持ちよりも、塗りたい!という実験心があったかもしれません。またはその方がかっこいいから。模様を描くってよくわからなかった。などの理由もあるかもしれませんね。
乾かして、上からクレヨンで模様を描くこともできます。ねらいとは少しずれてしまいますが、本人が模様を描きたがっている場合はそこで終わりにせず、かける方法を一緒に探してみましょう。難しい場合は「乾かしてみようか」と提案し、視覚的・体感的に乾いた状態を共有し、乾いてサラサラになったところへ何ができるか?と促してみましょう。クレヨンもやりたくない場合は無理に進める必要はありません。どんな模様にしたら良いのかわからなかった場合はお友達のトラを見にいこうか〜と、お散歩して気分転換してみましょう。そのうちにアイディアが湧いてくる可能性もあります。他のこの作品を参考にしてみるのもいいでしょう、本人が好き!これいいな!と思う模様はどんな模様か聞いてみましょう。そしてそれを描いてみてはどうかな?と声かけしてみましょう。好みを選択肢として見せてあげることで、具体的にイメージしやすくなる場合もあります。真似は良くない風潮もありますが、時に真似っこすることも大事な学びです。生きるためのほとんどのことは真似から学びますよね。
ぜひ、楽しみながらいろんな制作の仕方を実践してみてください!
【編集責任者】初田