油絵

【小学4.5.6年】油絵 3週以上課題
★カマイユで立体で描く動画 19分57秒
★固有色で塗る動画 分秒

★動画+制作時間目安 180分以上

テーマ
油絵でグラデーションを使った場合、どう表現できるのか?
立体を描くのに役立ちます。立体感や奥行き感を油絵で描く方法です。
また、色の混色についても解説しています。
ぜひたくさん描いて、油絵の表現に慣れ、楽しんでいただければと思います!

【カリキュラム作成】田口

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使うもの1=(トントン・ペト教室)教材セットに入っているもの

教材セットはありません。

【編集責任者】田口

使うもの2=お家で準備していただくもの


◯油絵の具セット
◯筆・ペインティングナイフ
◯ペインティングオイル
◯ウエス(筆についた絵の具などを拭き取る雑巾・ぼろ布)
◯ペーパーパレット(切り開いた牛乳パック、木製のパレットでもOK)
◯筆洗器
◯油つぼ
〇新聞紙など机を養生するもの
〇せっけん

【編集責任者】田口

動画

★カマイユで立体で描く動画 19分09秒
★動画+制作時間目安 180分以上

◆動画について 一度全部見てから作るのがオススメ

 

★固有色で塗る 20分27秒

 

★動画+制作時間目安 180分以上

 

◆動画について 一度全部見てから作るのがオススメ

 

 



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【編集責任者】田口

せいさくのしかたピックアップ

その1

コピー用紙に下描きをしたよ。

なんとなく、どんな作品にするのか、下描きしておこう。

丸や立方体を描けるようになるコツを教えていくよ!


その2

今回最初に使うのは茶色系。(イエローウォーカーとバーントシェンナ。)いろんな色を使って立体的に描いていく方法もあるけれど、茶色や黄色の同系色を使いグラデーションを駆使して立体的に表現していくとやりやすいよ。


その3

キャンパスに鉛筆や木炭で下描きしても良いし、そのまま絵の具で描き始めてもOK!先生は絵の具で描き始めてみるよ〜


その4

立方体の3面を光や影を意識しながら塗ってみよう!

絵の具を少なくして塗ったり、ボロ雑巾で拭き取りながら描いたり・・・


その5

暗い面は、イエローウォーカーにバーントシェンナを少しずつ混ぜながらグラデーションにしましょう。

下に影を入れると、一気に物体感がでます!


その6

入口や窓も描き入れてみます。穴が空いているところには、光や影がどうなる?考えながら塗っていきましょう。

細い筆も使ってみます。

 


その7

まるの光と影もよく考えながら描いてみよう。

輪郭線はどんな色になったら良いかな?グラデーション技も使ってもみよう!

雑巾を使って色を拭き取りながら、調整してみよう。

周りの色が写り込んでいないと、暗くならない・・・

イメージできるかな?

 


その8

立方体の建物に、さんかく屋根をつけてみよう!

明るさはどうなるかな〜?

 


その9

遠近法を使って木を書き入れてみました。

みんなも好きな背景に仕上げてみよう。

 


その10

筆も、カサカサ描きを使えば草の雰囲気も出せちゃうよ〜

下から上へ、下から上へ!と描くと、より生えている感じが表現できるよ。

 


その11

じゃ〜ん!!

こんな感じにできました。ここで1週間ほど乾かします。

乾いたら上から固有色で塗っていくよ。

 

 


固有色で塗ってみよう!

その1

前回は、イエローウォーカーとバーントシェンナだけを使って、

「明暗」や「遠近感」を表現できました。

今回は乾いた状態の上から固有色(その物の色)を塗っていきます。

 


その2

前回描いた茶色の濃淡を透けさせるように塗るのがコツ。

下の色が透けすぎてしまう場合は不透明色を混ぜてみよう。

 


その3

色を変えるときは、筆の色を拭き取ってから次の色にいこう。

何本か筆を持っている人は他の筆ももちろん使ってOK!

 


その4

ひよこはチューブから出したままのイエローをのせただけだけど、

前回の茶色の濃淡がうまく出ているね。

いろんな色を混ぜて複雑な色にしてみよう。

 

 


その5

色々混ぜてみよう〜

混ぜたらどんな色になるかな?

重ねたらどんな色になるかな?

 


その6

色が複雑に混ざっていくのは油絵の良いところだから、

混ざっちゃった!とかあまり気にせずに描き進めてみましょう。

深みのある作品になると思います。

 


その7

どんどん塗っていくよ。

遠くの山は「空気遠近法」を使って塗ってみよう。

 


その8

草のテクニックも教えちゃうよ〜

先に暗い色で草を描き入れて、後から明るい色で重ねて描いていくよ。

絵の具を厚めに塗ったり、薄く塗ったところがあったりすると、作品全体の表情が出るよ。

「絵肌」っていうんだけど、お気に入りの「絵肌」になるように試してみてね。

 


その9

油絵はじっくりゆっくり制作できます。

2ヶ月〜3ヶ月かかることも。。。

 

 


その10

光っているところはハイライトを入れてみよう。

少しずつ小さく白を入れてみよう。

ひよこのふわふわした感じも出せるかな・・・

 


その11

空はグラデーションを取り入れて・・・

 


その12

最後は全体のバランスをしながら細かいところを調整して・・・完成!!

 

みんなもじっくり油絵に取り組んでみてね!!

 



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【編集責任者】田口

保護者様へ(カリキュラムについて)

油絵はオイルで溶くので絵の具の伸びがよく、なかなか乾かない為、グラデーションなど、混ぜながら描き進めるのが得意な画材です。

グラデーションを使ってどんな表現ができるのか?

今回は、グラデーションを使って、球体や立方体などの立体を描く方法や
遠近感、奥行き感を表現する方法をお伝えしました。
これは何を描くときにでも応用できる方法です。

また、色の混色についても解説しています。

油絵は使い慣れないと、最初はとまどったり、うまくいかないと感じることもあるかと思います。
描いたり直したり、試行錯誤をぜひたくさんして欲しいと思います。
たくさん描いて、油絵の表現をまずは知り、だんだん慣れ、そして自分ならではの表現を深めていっていただけたらと思います。

油絵は1日にしてならず!
ぜひたくさん楽しんでいただけたら嬉しいです。

【編集責任者】田口

保護者様へ(こんなときには・・・?)

乾いていない場所を上からどんどん描こうとすると、下にある色が乾いていないため、せっかく描いた部分が消えてしまうことがあります。

画面全体に色を置いて今日描ける場所がなくなったら、早めに片づけをして、クロッキーやデッサンなどをして、制作の時間を無駄にしないようにするのをおススメします。

【編集責任者】田口

はじめて油絵を描く方へ ◆油絵とは 動画

はじめて油絵を描く方は、最初にこちらの動画を見てから始めることをお勧めします。

◆最初の導入 5分27秒
00:40 油絵とアクリル絵具の違いとは
02:20 色んな描き方があるよ紹介
03:07 乾くのが遅いからできることがある

はじめて油絵を描く方へ ◆筆の洗い方・片付け方 動画

はじめて油絵を描く方は、最初にこちらの動画を見てから始めることをお勧めします。

◆筆の洗い方・片付け方 10分13秒
00:10  筆の洗い方・筆洗液で洗う
04:11 筆の洗い方・次にせっけんで洗う
08:30 油つぼの拭き方
09:36  パレットの掃除

さらに、色んな油絵を描きたい方は・・・

初めての油絵【静物画編】
3分51秒の動画
こちらも見てぜひ挑戦してみてください!