お月さまはどんなかたち?
★動画 9分41秒
★動画+制作時間目安 60~70分
☆つきはどうしてかたちがかわるの?
☆月の満ち欠けについて考えてお絵描きしてみよう
(2021年7月作成)
オンラインレッスンで準備していただくもの
動画
せいさくのしかたピックアップ
その1
おつきさまのかたちがかわるのはどうして?
かんがえてみよう!
そしてじぶんがおもったことをスケッチブックにかいていこう!
その2
まるいかみをつかうときは、そのままでもいいし
はさみできってつかってもいいよ!
その3
すきなおいろでぬってもいいし、おかおをかいてもオッケー!
その4
クレヨン、えのぐ、カラーペン、すきなものでかいていこう
その5
かみをはるときは、うしろにのりをつけるよ
その6
はみでないように~ ぬりぬり~
すきなところにはって ぺったん!
はれたらおててをふいて さっぱり!
その7
おつきさまはみんなになにをしてくれている?
かけるおともだちはかいてみてね♪
むずかしいおともだちはWEB美術館でおしえてね♪
ほかのおともだちは、どんなふうにかいているのかな?
かいているとちゅうでみられるとおもしろいね!
その8
えのぐをつかうときは、まずおふでをおみずにつけて
すきなおいろをぐるぐるしたら、ぬってみよう!
いろをかえるときはおふでをあらってからだよ
その9
おわったらおかたづけ♪
えのぐはおふでをしっかりあらって、ぞうきんでとんとんしてから
おへやにもどしてあげようね
バケツのおみずはゆっくりながしにいこうね
<月についての考察>
●月の満ち欠けについて
<月の満ち欠けを子供達にもわかる表現で伝えてみましょう。>
月は地球の周りをぐるぐる回っています。
月は自分で光る事が出来ません。お空に見えるときは太陽の光の力を借りています。
太陽の力を借りる時に、遠くの空にある太陽の場所で月の見え方が変わります。
月のお顔の半分しか光っていない時は、太陽は光っている方向にあります。
月のお顔がまん丸の時は月と太陽はお顔を見合っています。
月がまん丸く見えたら、月はだんだん半分になって最後は細くなり、それから見えなくなります。
そこからまた細い月が見え始めて、半分になりまたまん丸になります。
●月 モチーフとしての意味(諸説あり)
月は『女性』の意味を持って描かれることの多いモチーフです。
ギリシャ神話やローマ、インドなど、様々な地域で月は女神とみなされました。
月はさまざまな形に姿を変えますね。常に姿を変化させるその様が女性の本質として例えられたという説もあります。
また、フランス語では月は女性名詞の言葉
反対にドイツ語では男性名詞の言葉です。
子どもの絵の中で月は
『母』
を表すと考えられています。
対象的に太陽は『父』を表します。
煌々と照らす太陽とそっと静かに輝く月、、対照的な2つは意味も対照的です。
父・母と月・太陽、身近なものなので例えられることが多いのかもしれませんね。
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保護者様へ(カリキュラムについて)
秋の月の絵といえば
ぱっと思い浮かぶのは兎にすすき、お月見かもしれません。
日本の伝統的な行事なので、
こどものうちから親しみ、造詣を深めていくのは大切なことですね。
この月の兎伝説に代表されるように、
月は様々な絵本やお話に登場し、幻想的で夢のある世界をみせてくれます。
一方で、月といえばアポロ計画、ムーンショット計画など、
科学技術の結晶の象徴のようにとらえられることもあります。
月は伝統や物語世界というイメージと最新の科学のイメージ、
まったく逆のイメージが共存する不思議な存在です。
今回の月をテーマにでは、
お子様にとっての月はどんな存在なのかを
絵によって教えてもらおうという試みになっています。
お子様によってはあまり月を見たことがなく、
満ち欠けすらしらないお子様もいらっしゃるかもしれません。
このレッスンをきっかけに
それぞれのお子様が月への興味や理解を深めるきっかけになったり、
月をきっかけに普段から興味のあることへの理解を深める手助けに
なることを願っております。
保護者様へ(こんなときは・・・?)
・現実からかなり離れた絵を描いている場合
今回のテーマ画は、「お月さま」についてまずは思いをめぐらせてみて、そして発想する事の楽しさ、自由な表現をテーマにしています。
宇宙のことを知っていて、実際の宇宙の中の月を描くことも素敵ですし、美術ならではの自由な発想とそれを表現できることも素晴らしいことです。
例えば、お月さまがいくつも描かれているのはなぜだろう?どうしてお月さまが追いかけっこしているの?など理由を聞いて、お子様と一緒にそれを楽しむことも、お子様の想像力を育むことにつながるかと思います。
・月を描きたくない場合
月に興味のあるお子様、ないお子様もいらっしゃいますね。
また、月は夜だったり、暗いイメージがあるので、描きたくない場合もあります。
月を描きたくない場合は、まずは描きたい絵を描いてみましょう。
まずは「これを描きたい!」を描いた後、保護者様からお月さまについての問いかけをしていただけたりすると、イメージが想起されるかもしれません。