音の宝箱〜なんでもウォッシュボード〜
☆どんな音がするかな?いろんな音を探してみよう!
☆音探しの実験を繰り返し行うことで探究心を刺激し、自分で考えて行動する力を育みます。
★動画 7分5秒
★動画+制作時間目安 60分
【カリキュラム作成】三石、菊地順子、山口、土田、小澤、大橋、佐藤、望月
準備するもの
○おうちにあるもの・廃材
*トレー、空き箱、ペットボトル、プラスチック容器、紙コップなど ※楽器の基盤になるのでおすすめ
*アルミホイル、輪ゴム、ストロー、割りばしなど
(割りばしは、たたいたり、こすったりして音を出したい時にあると良いです!)
○ビニール紐70~80㎝メートルもあると、首から下げて演奏できるのでオススメです。
○はさみ
○おりがみ
○セロハンテープ
○カラーペン※油性カラーペンがオススメです
【編集責任者】山口
先生が用意しているもの
●叩く、擦る、弾く、振る、などの動作で音が出るオススメの素材。
輪ゴム、アルミホイル、ダンボール、プラダンボール、箱、ペットボトル、下敷き、ストロー、紙コップ、廃材など
●油性カラーペン
●飾りつけに使えそうなもの 丸シールなど
せいさくのしかたピックアップ
保護者様へ(カリキュラムについて)
今回は、さまざまな素材を組み合わせて一つの楽器を作ってみました。
●微妙な音の違いを探してみよう!
割り箸と空き箱で太鼓を作ったり、箱の中にビーズを入れてマラカスを作ったり、制作するにつれて音が鳴る仕組みも少しずつ理解してくることと思います。
今回は組み合わせる「素材」に注目してみました。
例えばギターも音楽のジャンルによって、使用する材料も違ってきます。
フォークギターはバンジョーで使われていた鉄の弦、クラシックギターは優しく柔らかい音色を出すのにナイロンの弦を使用します。
細い輪ゴムと太い輪ゴム、どんな音が出るかな?
ペットボトルとダンボール、たたいたり、擦ったりするとどんな音が出るかな?
自ら手を動かして制作することで感性を刺激し、自分から探求し、行動する力を育むことができましたら幸いです。
●スキッフルブームのDIY精神!
ちなみに今回は洗濯板ドラムを参考に作りました。
洗濯板ドラムも鍋などを貼り付けて、音に違いをつけて、胸にぶら下げて指で叩いて演奏してました。
50年代のイギリスでは流行したスキッフルという音楽ブームが起こりました。
そこではなんと身の回りの道具を使って、自作のギターやドラムで演奏していました。アマチュア時代のビートルズをはじめ、名だたるミュージシャンも皆、スキッフルに熱中していたそうです。
音楽もアートと同様、時代に合わせてさまざまな進化を遂げてきました。
これは現代におけるDIYにも繋がるのではないでしょうか。ぜひ音の違いを楽しんでみてください。
【編集責任者】土田