●【幼児:工作】6月2回目:かみこっぷん
★動画 14分57秒
★動画+制作時間目安 70~80分
☆かみこっぷから生まれたかみこっぷん♪どんなおともだちができるかな?
☆身近な材料や、おうちにあるものを使って、ぱくぱく動く工作を作ってみましょう
みんなのさくひんしょうかい
★さつえい日:3月16日
★動画:1分26秒
使うもの1=材料 (WEB美術教室の皆さまは、送付セットにはいっているもの)
○紙コップ
○シール
使うもの2=道具 (WEB美術教室の皆さまは、お家で準備していただくもの)
○はさみ
○おりがみ
○セロハンテープ
○カラーマーカー
ほかに…
○毛糸やカラフルなシールなど(あれば)
●始める前のじゅんび
○エプロンはつけたかな?
ない場合はよごれてもよいふくをきよう
○つくえの上やテーブルの上にシートをしいておこう
動画:かみこっぷん
せいさくのしかたピックアップ
保護者さまへ
紙コップは、お家でも馴染み深いモノですね。
いつもは飲みものを飲んだあと捨ててしまったり、紙ゴミに出したりするものですが、それを工作に使用することで、身近にあるものをお子様が自分の手で遊べるおもちゃに変身させることができます。
このような、モノの持つ意味合いが変化することを『価値の変換』といいます。
「これはこうやって使うものだ」という決まり事から、工夫次第で「こうやってみたら新しい価値が生まれた!」と驚いたりわくわくするような体験は、お子様の柔軟な思考力を育みます。
今回はいつもより大きな紙コップも使用します。
まずは大きさにわくわくして気持ちが入れば嬉しいです。
また自分で作った作品で遊ぶことで、子どもたちの工夫するよろこびや発想力を育てます。
ただの紙コップから自分だけのオリジナルの『かみこっぷん』へ作り変えていく過程を楽しんでいただけたらと願います。
こんなときはどうしたらいいの?
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乱暴に扱ってしまう
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何かイライラすることがあったのでしょうか。
かみこっぷんは文句を言いませんが、だからと言って乱暴に扱うことは見ていても良い気持ちではありませんね。
せっかく作った作品を大切にする気持ちも持って欲しいですよね。
「かみこっぷん痛がってないかな・・?」「お母さん(お父さん)、かわいそうで悲しくなっちゃった・・・。」
など、お子様のことを否定するのではなく、乱暴にする行為を悲しんだりかみこっぷんの気持ちを代弁してあげるように声かけをしてみてくださいませ。
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紙コップを切りすぎてお口が破けてしまった
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紙コップはかたく丸い形なので、特に切りはじめと切り終わの部分はハサミで切るのが難しいと感じるお子様もいると思います。
紙コップの底の部分までハサミが入ってしまうこともあるでしょう。
それも大切な経験なので、特に気にしないお子様は大丈夫ですが、気にするお子様はせっかく大切に作ってたのに、しょんぼりしてしまいますね。
「セロハンテープのお医者さんに直してもらおうか?」
「折り紙の美味しいご飯をお口に入れて、隠してあげたらどうかな?」
など、お子様の気持ちが楽になりそうな声かけをしてあげてみてはいかがでしょうか。
それでも気持ちが持ち直さない場合もあるかもしれません。
お子様によりますが、保護者様がお隣でかみこっぷんの可愛い(かっこいい)飾りやアイテムなどを作って下さる姿を見せると、もしかしたら気持ちを持ち直してくれるかもしれません。
うまくいかないことや試行錯誤も、とても大切な経験になっていきますので、長い目で見ておおらかに見守っていただけると幸いです。