空気遠近法

★動画 7分26秒
★動画+制作時間目安 1回60分×3週
遠くの景色を描く時に使える「空気遠近法」をマスターしよう!
準備するもの
〇えんぴつ
〇クロッキー帳
〇スケッチブック(または、画用紙)
〇アクリル絵の具
〇水バケツ、ぞうきん
~始める前の準備~
○エプロンはつけたかな?
ない場合はよごれてもよいふくをきよう
○つくえの上やテーブルの上に新聞紙やシートをしいておこう
◇参考画像◇
遠くにいくにつれ色がうすくなっていく様子に注目して見ると、イメージが湧くよ。
先生が用意していくもの
筆洗バケツ
ぞうきん
新聞紙
牛乳パック(紙パレット)
風景の参考資料
動画
せいさくのしかたピックアップ
その1:スケッチブックと鉛筆を用意してね。
画用紙の上の方に、遠くにある「小さな山」を描いてみよう。
(一度クロッキー帳に試し描きを数枚してみてもいいよ)
その2:小さな山のすぐしたに、連なっている山を描こう
その3:一番下(手前)に、大きく家や木などを描いてみよう。
その4:色を塗っていくよ。
まずは遠くの空の色つくり。水で薄く薄く溶いて、薄い水色を作ってみよう。
その5:空に平筆で塗ってみよう。
その6:もうちょっと濃い青で、山を塗ってみよう。
その7:連なっている山の色をぬるよ。
色は青に緑をすこし混ぜてみるのもいいよ。
高学年は山の光と影にもチャレンジしてみてね。
その8:一番手前は、はっきりした色を使い色を塗っていこう。黒のふちどりもいれると、よりはっきりするよ。
保護者様へ(カリキュラムについて)
こうした大気による空間の見え方をレオナルド・ダ・ヴィンチが「モナリザ」の背景に取り入れています。
保護者様へ(こんなときは・・・?)
今回は技法を学ぶカリキュラムなので「空気遠近法っていう絵の描き方があるよ。こんな風にするとできるよ。」というポイントを押さえます。制作導入で見せた山の実際の風景写真を参考にしてチャレンジできるか励ましてみましょう。
山の風景以外でも、空気遠近法は使えます。その点を丁寧な関わりで伝えていきます。
「宇宙なら、近くの惑星、遠くの惑星の描き方を変えたら面白いかも!」(宇宙に空気はないですが…)
「海の風なら、近くの貝殻、遠くのお魚を遠近法を使って描いてみたら、広~い海の中が描けるよ!」
上記の通り技法を学ぶカリキュラムなので、普段の絵とは違う描き方があることを体験してみる、体感してみたくなる声掛けをしてみましょう。
先生の準備するもの ※先生のみ閲覧ページ
◯教師の準備
筆洗バケツ
ぞうきん
新聞紙
牛乳パック(紙パレット)
ドライヤー
※絵の具が乾くのを待つ時間が短縮できる為、必須です。
もう終わった!という子も、乾かすと次のアイディアが浮かぶことがあります。
風景の参考資料
風景写真などプリントしておくとイメージが湧きやすいです。
下に幾つか添付しておきます。ご利用ください。
https://www.pakutaso.com/nature/mountain/
下準備 ※先生のみ閲覧ページ
スケッチブックを使いますが、たくさん描きたい!