じぶんの行きたい場所

★動画 14分31秒
★動画+制作時間目安 60~70分

☆立体的な表現にチャレンジしてみよう。
☆平面の紙を立体にしてみよう。

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使うもの1=教材セットに入っているもの

〇白画用紙 A4 二枚

使うもの2=お家で準備していただくもの

〇カラーペン(またはクレヨン)
〇セロテープ
〇はさみ
〇おりがみ

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前回描いた絵があるお友達は、それも用意してみよう。

動画

せいさくのしかたピックアップ

今回は、前回描いた絵を、「立体」で表現します。
実際に、絵がさわれるようになっちゃいますね!

絵がない場合は、今回の立体技を使って、自分の好きな世界を作ってみましょう!

 

【立体の3つの基本の技を覚えてから制作してみよう】
〜立たせる、箱型、ねじる丸める〜

 

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その1 A4画用紙を切ります。

A4画用紙一枚を、このように、折り目をつけてから切ってみよう。
※もう一枚の画用紙は、下の土台用なので切らないでね。

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その2 絵をよく見てね。
絵の中の何を立体にしてみようかな?木?お家?

切った画用紙に描いたこの木を立たせてみたいと思います。

紙の下を少し折ります。

そうすると、立ちます!

 

折った部分はセロテープでとめると動かなくなります。

その3 箱型でお家を作ってみるよ。

1、2、切った画用紙にを半分に折ります
3、開きます
4、折り目に合わせて、上下の紙を折ります。

5、つなぎ目をセロテープでとめます。
6、開いて箱型にすると…建物のような立体になります。

カラーペンで窓やドアをお絵かきしてもいいね。

屋根には、折り紙を切って貼ってみようかな。

お家完成!

セロテープをくの字に沿ってとめると動かなくなります。

もう一つ違う画用紙で箱型を作ってみました。もう一件お家にしてもいいかな、横向きに置いて、ベッドなんてどう?

机にしてみました。カラーペンで食べ物を描いてみたよ。
土台の画用紙にもお絵かきしてみたよ。

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その4 ねじったり、丸めたり!

折り紙を、細くギュッとねじってみると、、、
すべり台?道にあるアーチ?にもなるね。

どんどん自分で好きな工夫をしてみよう。

前回の絵とまるっきり同じにならなくても大丈夫です。
新たに付け足したら面白そう、ということはどんどんやってみてね!

完成。

 

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補足

 

↑折り紙を丸めた立体。年少〜年中さんにおすすめの立体。こちらは、家族のお顔を作ってみました。

 

 

保護者様へ

今回の課題は一年間の工作の集大成です!
今まで使ってきたたくさんの道具の使い方や使い分けをもう一度振り返り、いろんな道具を活躍させて、自分だけの行きたい場所を立体的に表現していきます。

一枚の平らな紙を立体にするには、紙を箱形に作り替えたり、丸めたり、ねじったり、立ててみたり……、指先を使って、悩みながらたくさん考えてみる必要があります。
ですので、お子さまが紙を立体的に表現できた際にはたくさん褒めてあげてください!
また、お子さまが考え抜いて思い付いたことや、発見したことなど、こだわりポイントを見つけた際には、作品を通してお話をたくさんしてあげてみてください。

今まで学んできた工作の知識や、道具の使い方を復習して自分だけの行きたい場所を作ってみましょう!

こんなときはどうしたらいいの?

■立体にならない

お絵かきに夢中になると、立体にすることが後回しになり、カリキュラム内容と違うのでは?と心配になるかもしれません。
ですが、その子が絵を描くことに夢中になっているときは、その気持ちを大切に、時間をとってあげましょう。
描き終わった頃
描いた小さな画用紙の下の部分を折り、セロテープで貼り立たせれば、お気に入りのお絵かきが立体になります。
また、立体にしたくない、貼りたくないなど、強い意志がある場合は、無理に促す必要はありません。どんなことをこの時間に行い、どう思ったのかを大切にしてあげましょう。

■セロテープが上手く使用できず きれいに貼れない

セロテープを上手に使用するためには、沢山使用して手先の使い方 力の入れ方になれる必要があります。
大人目線で汚くみえても、それは沢山練習し頑張った証拠です。
(これを繰り返せば上手くできるようになります。)
練習の機会と気持ちをくじかないことが大切です。
「頑張って使用した」事を褒めてあげてください。
また、セロテープを切ることが難しく つらそうな場合は、はさみを使用することをお勧めしてみても良いと思います。

■先週描いた絵とまるで違うものを 制作している

先生のお話を聞いた上で違うものを作っている場合は、全く問題ありません。

・よく分かっていないまま制作している様子ならば、もう一度お話してみてください。

・分かっていないけど 楽しんでいるようでしたらそれもOKです。

先週から発展して制作が始まったのかもしれませんし、
違う場所を思いついたのかもしれません。
また、立体を作ることがとても楽しいのかもしれません。
本人の意思や思いを聞いてみましょう。作品をよく観察して想像してみましょう。
その思いに共感し良いところ(ステキなところ)を見つけ、伝えてください。