●【小・中学生以上】6月1回目:鉛筆の達人〜明暗・グラデーション編〜
★動画 15分34秒
★動画+制作時間目安 80~120分
*数日に分けてするとよいかと思います。
えんぴつのたつじんになるためのアドバイスをシモダン先生が教えてくれるよ!
みんなのさくひんしょうかい
★さつえい日:3月8日
★動画:1分54秒
使うもの1=材料 (WEB美術教室の皆さまは、送付セットにはいっているもの)
使うもの2=道具 (WEB美術教室の皆さまは、お家で準備していただくもの)
○クロッキー帳
○えん筆
○消しゴム
●始める前のじゅんび
○エプロンはつけたかな?
ない場合はよごれてもよいふくをきよう
○つくえの上やテーブルの上にシートをしいておこう
動画:鉛筆の達人
せいさくのしかたピックアップ
その1
まずはえん筆を持ってみよう
親指、人さし指、中指の3本の指でささえるよ
力を入れずに、後ろすぎず前すぎず、ちょうどよいところでねかせて持ってね
その2
トレーニングその①はコップの中のジュースをぬってみるよ
コーラは黒いからしっかりこくぬろう!
オレンジジュースはうすめにさらさらぬるよ
タピオカミルクティは、黒いつぶはしっかり黒く、ミルクティと色をはっきり変えるよ
氷入りコーラにもちょうせん!氷のまわりをていねいに、黒くぬってね
その3
トレーニングその②はグラデーションにちょうせんだ!
グラデーションとは、だんだん明るくしていくワザのことだよ♪
左上から時計回りに説明するよ
・丸い形は下から上に向かってだんだん明るくなるようにぬってみよう
・右上の丸は、外がわは一番暗く、真ん中に向かってだんだん明るくなるようにぬってみよう
紙を回しながらかくといいよ
・右下はお花の花びらを一枚一枚、花の真ん中から外に向かって明るくなるようにぬってみよう
・左下は、光の当たっている左側に向かってだんだん明るくなるようにぬってみよう
その4
次は明暗だよ
光とかげの色をはっきり分けてぬっていくよ
少しむずかしいけれど、どこから光が当たっていてどこが暗いかげになっているかを考えながらぬってみよう
その5
えん筆だけで色分けもしてみよう
それぞれの色のちがいを見ながら濃さ(こさ)を変えてかいてみよう
どの色が一番黒く見えるかな?
一番明るく見える色は何色だろう?
その6
最後はデッサンだよ
えん筆をうすく使って全体をかいていくよ
全体がかけたら、モチーフの一番暗いところ、一番明るいところをさがしてかき分けて、中間の色もかいていくよ
暗いかげの中にも、よく見ると明暗があるよ
よく見て、えん筆を少しずつ重ねながらかいていこう
その7
かんせい!
保護者さまへ
今回は「鉛筆の達人」と称して、普段から慣れ親しんでいる鉛筆での表現の幅を広げていきます。
取り組みやすいものから少しずつ内容を変え、少しずつレベルを上げることで達成感を得ながら描くことへの自信につなげていくことができます。
今回は特にモチーフの『色』と『明暗』に絞って指導します。
1.ものの固有色を鉛筆の濃淡で描き分けてみる。
2.光の方向を意識し、だんだん暗くなる影の部分までグラデーションで色をつけていき、立体感をつける。
3.固有色を意識して塗り分けながら、さらに明暗を描き分ける。
この手順で徐々に、ものの持つ固有色や、形を光と影の世界の色をかき分けながら表現できるようになります。
鉛筆は1本でも線の調子、細かな濃淡を表現する事ができ、デッサンやクロッキーには欠かせません。
鉛筆で様々な表現が行えることを楽しみながら感じ取ってもらいます。
今回のカリキュラムを通して、お子さまが鉛筆でものの形や色を描き分ける楽しみを味わいながら、スキルアップしていっていただけたらと願っております。
こんなときはどうしたらいいの?
********************
できなくてイライラする
********************
まずはレベル1からゆっくりやってみましょう。
低学年のお子様は、濃い色と薄い色を描き分けられたら十分です!
ご家族の励ましや「すごいね!」などの言葉がけは、お子さまの意欲につながりますので、どうぞお声をかけてあげてくださいませ。
************************
そもそもやる気にならない
************************
鉛筆で思い通りに描けなかった経験があるのかもしれないですし、自由に思い通りに描きたい気持ちがあるのかもしれません。
今回のカリキュラムはデッサンの基本です。
いつもは美術では何を描いてもokなのですが、今回は描き方の基本のルールを指導してまずは真似て見ます。
「これができるようになると、描きたいものをなんでも思い通りに描けるようになるんだよ。
今日は特別にそのための練習なんだよ。絵描きさんも先生たちも、みんな最初はここを学んだんだって。」
という声かけをしていただけますでしょうか。
なぜこれが必要なのか、というところを伝えるということが一番大切かと思います。
きっと絵がうまくなりたくないというお子様は一人もいないと思います。
どんな絵でも自由に描けるようになるために、これを覚えるとぐっと観る力、描く力がつくということをお伝えいただけたらと思います。
↑
アルバム投稿はこちら
上のボタンをクリックしてね