【小中学生以上:絵画】静物画

★動画 12分47秒 
★動画+制作時間目安 70分~

シモダン先生&ワンダくんが250年前にタイムスリップ⁉
シャルダン先生に、静物画(せいぶつが)について学ぶよ!

かく時の大事なポイントをしっかりおぼえておこう!

じっくり時間をかけてやってみよう!

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みんなの作品しょうかいコーナー

★さつえい日:10月27日
★動画時間:1分38秒

[arve url=”https://player.vimeo.com/video/297460277″ /]

使うもの1=材料 (WEB美術教室の皆さまは、送付セットに入っているもの)

○今回送られてくるものはありません

 

使うもの2=道具(WEB美術教室の皆さまは、お家で準備していただくもの)

○モチーフ
(くだものやペットボトルなどおうちにあるもの)

○えんぴつ
○けしごむ

○クロッキー帳
 またはコピー用紙
○スケッチブック
 または八つ切り画用紙

○アクリル絵の具セット
 または色えんぴつ
○筆せんバケツ
(アクリル絵の具使用の場合)


●始める前のじゅんび

○エプロンはつけたかな?
ない場合はよごれてもよいふくをきよう
○つくえの上やテーブルの上にシートをしいておこう

動画:静物画

★動画 12分47秒
★動画+制作時間目安 70分~
◆動画について 全部見てから制作するのがオススメ

0:45  250年前のフランスへ
1:35  シャルダン先生の作品
2:26  かくときのポイント
5:52  ポイントのおさらい
7:10  じゅんびしよう
7:51  モチーフをおいてみよう
8:24  下がきをしてみよう
8:50  アクリル絵の具でかいてみよう
10:19   色えんぴつでかいてみよう

[arve url=”https://player.vimeo.com/video/297662799″ /]



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せいさくのしかたピックアップ

その1

モチーフのならべ方のポイントをかくにん!

二ついじょうのものをかくときは、横ならびにしないで高さをかえたり前後にずらそう
ものが重なるときは、物の形がわかりやすい いちに動かそう


その2

たて長の場合、物のいちによって遠く見えたり近くみえたりするよ

横長の場合は物を真ん中から少しずらしておく

画面の中の物の大きさは実物と同じくらいにしよう


その3

モチーフをならべてみよう!

どの向き、場所がいいかな?

形が一番よく見える場所をさがそう


その4

えんぴつを軽く持って、うすくかいていくよ

四角い画面にどのように形が入るか考えながらかいていこう


その5

シモダン先生がどのようにかき進めているか見てみよう!

《アクリル絵の具の場合》

1、黄色などの明るい色から使っていく
2、赤などの強い色や暗い色は後から使う
3、リンゴのまわりはこい赤
  リンゴの中は明るい黄色みの赤
4、茶色がうつりこんでいる
5、かげの色は青をまぜている
6、かべにもうっすらかげをかく


その6

《色えんぴつの場合》

1、黄色などのうすく明るい色から
2、色えんぴつをねかせて軽く持つ
3、モチーフをよく見て、色のこいところと
  うすいところをかきわけていく
4、つくえやテーブルは横方向にかいていく
5、かげの部分は青を重ねている
6、バナナは黄色、黄緑、茶色などを使い分ける


その7

絵が出来上がってきたら、はなれたところにおいて

全体の形や色のバランスを見てみよう




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保護者様へ


今回は静物画です。

描く対象物(モチーフ)をじっくりと観察して描く絵です。
子どもが行う観察画では、その子その子がモチーフに対して、何に興味を持って表現したのかが大切です。
見慣れたものをモチーフにして、よく観察することで日頃気が付かなかった部分に気づきます。
自分で新しい発見をし、表現するととても嬉しく、達成感を得ることが出来ます。
お子さまの新しい発見を是非みてあげて下さい。

制作にあたっては、以下のことを目標にしてもらえると良いかと思います。

●小学1、2年生
モチーフをよく見る。イメージではなく観察して発見したものをそのまま描いてみる。

●小学3、4年生
それに加えて複数のモチーフを比較して形、質感、固有色を表現してみる。

●小学5、6年生・中学生以上
さらにモチーフと空間の関わり方を感じながら描く。

「見て描く」ことの楽しさを実感してもらえたら幸いです。

 

こんな時はどうしたらいいの?

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よく見ずにイメージで描いてしまう
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今日はイメージして描くのではなく、よく観察をして目に見えるものを描くよう、お子さまにお伝えいただけるでしょうか。
作品を作る、というよりかはよく観察して描く「練習」だと思ってもらえればと思います。
例えば「影の色って黒かと思ったけど、よく見ると青も入っているね!」など、お子さまが「なになに?!」と興味を持つような言葉をかけてみていただけるでしょうか。

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静物をいじってしまう
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描く前なら良いのですが、描いている途中にいじってしまうと静物の位置や向きが変わることもあるので、また最初から描かなくてはならなくなります。
描く前お子さまに、いじるとどうなるのかを伝え、いじらないようお約束をしていただけたらと思います。

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描きたがらない
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まずは理由を聞いてみましょう。
難しいから描きたくないという場合は、うまくかかなきゃというプレッシャーもあるのではと思います。

そんな時お家の方から
「今日は『見て描く』ことの練習の日だからうまくかかないでね!」
など伝えるとお子さまの気持ちが楽になって、描いてくれる場合があります。

「モチーフを見て描く」ことは、練習の連続があって上達していきます。
「うまく描きたい気持ち」は誰にでもあるものですが、最初から「うまく描こう」と思いすぎると、自分の理想が高くなり、実際の自分自身の絵にOKをだしづらくなります。
そうすると、「自分にはできない」という思いが生まれ、苦手意識がつき、もう再チャレンジをしない、というループがおこります。

自分以外の人に最初から「うまく描いてはだめ」と禁止されると、お子さま自身が「うまく描かなくていいんだ」と思い、リラックスしてチャレンジができます。
そして、お子さまが描いた作品には、保護者様から必ずプラスのコメントを伝えていただけたらと思います。
保護者さまのプラスの言葉は、お子さまの自信を育てます。




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