2012/F80/キャンバスに油彩
2012年、東日本の震災から調度一年たった頃に特に被害の大きかった場所の一つ、宮城県石巻市に行きました。それから帰ってきて大学のアトリエで描いた最初の絵です。
当時はまだ一年経ってようやく復興を始めようというところで、新しいお店が開いたり商店街が徐々に再開し活気を取り戻している一方で、港の方は未だ手付かずのまま、陸に打ち上げられた大きな漁船や瓦礫になった家がそのまま残っている状態でした。
あの頃の私たちは現在、過去、未来、様々な時間の流れに対し、それぞれを交差させながら複雑な感情と思考を強く向けていたのだと思います。
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いいときもあれば、だめなときもある、でもまたいいときもかならずくるはず。
だから くるしいときだって ドンとこい!