今回の制作では、私が過去に描いてきた夜空と、過去に飼育したハムスターを描いた。
暗い夜でも、月明かりに照らされてみんなで過ごす夜は、きっと暖かくて穏やかな時間で、静かでも孤独を感じることはないと考えている。かつて飼育していたハムスターには穏やかな気持ちでいて欲しいこと、また、私自身が絵やハムスター、 風景に癒しを求めていることが、今回の作品を制作した動機である。
下地と草原は暖かな温度感を表現する為にピンクで着色した。
夢は現実の世界を生きているからこそ存在している。レースのカーテンは現実世界との境界線を示し、透けている様子は眠りに入る前の曖昧で柔らかな意識をイメージした。
アルバム : なんでもポスト
投稿日 : 2024年3月15日