美術教育について

芸術による教育の会 代表 寺尾憲

絵には自分の心が溶け込んでいます。
うれしい心、辛い心、悲しい心、怒りの心が溶け込みます。
だから絵を描くと、心がすっきりします。
自分の心が溶け込んだ絵を眺めていると、新しいエネルギーと勇気がわいてきます。
絵には魔法があるのです。

その魔法を教育に役立てないか――

親が子どもに願うこと、それは「なんとか長い人生を生き抜いてほしい。」これにつきるのではないでしょうか。
挫折しても立ち上がってほしい
上手にストレスを発散してほしい
新しい環境にうまく適応してほしい
これはつまり、「困難にぶち当っても、何とかしてほしい」ということでしょうか。
「なんとかする力」を身に付けてほしい。底力です。
これがあれば、人生を堂々と歩いて行けます。
この「何とかしようとする強い力」を育むことこそ、親の願いであり、社会の願いであると考えています。

芸術による教育の会「どこでもアート」の美術による教育の目的は、まさにここにあります。

美術を通して、自己表現や自己主張を練習し、子ども達は失敗を恐れずに試行錯誤ができます。
制作のなかで小さな成功を体験し、完成の喜びをご褒美にして、センスを磨いていきます。
そして、美術の魔法を使って、子どもたちの情緒を安定させることができます。

60余年の実績に基づくこの考えを、広めたい。皆に知ってもらいたい。
これが私たち芸術による教育の会の願いです。


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