2月の幼児さんは、画用紙を使って立体の迷路制作を行いました。
箱を傾けると玉はコロコロ転がり、まるで玉が自ら転がりながら冒険の旅に行くような感覚で、玉に感情移入をしながら制作することができます。
『ピタゴラスイッチ』のビーだま・ビーすけを応援しているような気持ちですね!
物語の主人公ビーすけにこちらが感情移入できるように作られていて、これからどうなるんだろう?と見ている側がドキドキハラハラする仕掛けになっています。
(引用:NHK 『ピタゴラスイッチ』ビーだま・ビーすけの大冒険より)
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はじめにスタートとゴールを決めることで、間の道はどんな仕掛けにしようかな?と、どんどん発想が広がります。
◆幼児の工作・画用紙を立てるコツ◆
①壁を作る
画用紙は下をちょっと折ると立てやすい。セロハンテープは前と後ろから貼ると、グラグラしない頑丈な壁になり、これができると工作名人です。
②トンネル
これも画用紙の端っこをちょっと折ります。上下逆にすると、ひらがなの「ひ」のようなイメージです。ここにテープをつけると、簡単にトンネルを立てることが出来ます。
③曲がり角の壁
①で作った折りの部分を挟みでちょきん。その部分が曲がり角になりますよ。
④すべり台
こんな風にすべり台を作っても面白いですね♪
「ここに大きなトンネルを作ってみよう!」
「曲がり角ができるかな?」
「ここまで来たら行き止まり!」などなど‥
ワクワクが作る意欲へとつながり、楽しみながら制作していくことがきます。
中にはペンでの装飾にこだわる子や、お店やさんに展開をしている子もいて、その子ならではの世界観が素敵だなあ〜と思いました。
立てたり、繋げたり、つけたり、外したり‥途中うまくいかない時にもできるだけ自分の力で頑張れるよう、声かけをしています。
考える・作る・試すの3ステップを繰り返し、実際に玉を転がして、想像と違う動きをすることに驚いたり、更にどうしたら面白くなるかな?と手を動かしながら考えていくことが大切です。
工夫したところをぜひ聴いていただき、おうちで作品で一緒に遊んであげてくださいね。
自分の作った作品でおうちの人が喜んでくれたら、子どもはとても嬉しい気持ちと誇らしさを感じ、きっと自信に繋がることでしょう~!
投稿日 : 2024年2月26日