小学生以上の工作です。身近な材料をつかって、グライダーを作っていきます。
今回のグライダーはビニール袋とストローだけで飛びます。基本的な作り方を学んで作り、飛ばしてみて試しながら、どうやったらよりよく飛んでいくかを試行錯誤していけるカリキュラムです。
こういう工作のねらいは【探求】と【実験】です。
袋もストローも、子ども達自身が自分で切って、自分で貼り、組み立てていきます。
先生が“ちゃんと”形を切り分けた材料を配ると、必ず綺麗に作れて、飛ばすことができるでしょう〜〜。
ただ、それだと工作キットになってしまいますね。試行錯誤がなかなかできません。
教室ではたくさん【探求】と【実験】をしてもらいたいのです。
子ども達が切るから形もちょっといびつです。
ストローの長さも片側だけが長かったりします。
片側だけストローが長くなると、曲がって飛んでいきます。
グライダーに乗せる人も、紙が大きくなると風の抵抗を受けて上手く飛びません。
「どうしたら上手く飛ばすことができるんだろう?」といった試行錯誤が大きな大きな学びに繋がります!
何かを付けたり、外したり、素材、形、大きさ、重さ、持ち方、投げ方、などなど‥
色々な要素がある中で、何をどうすればよく飛んでいくようになるのか、手を動かしていくことで、自分で考える力も育ちます。
こういう試行錯誤は、暗記と違い今すぐにはできるようにはならないかもしれません。ただそういうクセをつけていくことで、必ず後から活きてくるものです。
美術教室の生徒さん達の姿を見ていると、お互いにいい影響を受け合っているなあ〜と成長を感じます😊
投稿日 : 2024年2月20日