子供(人)の気持ちを汲む について。最近の気づき。

こんにちは!

アトリエまぜまぜの後藤ゆきです。

先日、“イヤイヤ期”と呼ぶのは大人の都合? – 芸術による教育の会 会員サイト (docodemo-art.com)のブログで、「いやだと主張する彼の言い分を聞く」といった話を出しましたが、「話を聞く」「気持ちを汲む」について、また最近気づいたことがあるので書いてみますね。

息子(もうすぐ3才)が「まだ車に乗らないで歩いていたかった。」「まだお店で買い物したかった。」と泣きながら、大荒れで主張したことがありました。
この時、【彼の言い分だけを抽出する聞き方】をすると、気持ちを汲むことができて、ちょっと息子の気持ちが落ち着いていくんだな~ということを発見しました。

私「まだ車にのりたくなかったの?」
息子「うん、のりたくなかったよ~」(泣きながら)
私「まだ歩いていたかったの?」
息子「歩いていたかったよ~」(泣きながら)
私「嫌だったのね」
息子「いやだった」(泣きながら)
私「そっかそっか」

と、彼の主張をいくつかに言い換えながら話を聞いていくと、表情と態度がすーっと、落ち着いていく印象でした。

途中で、
私「でも、早くお家に帰らないといけない時間だったんだよ」
とこちらの都合を言おうものなら、またぎゃーーんっと泣き乱れました・・・汗(;´・~・)
あぁ、こういう「でも」っていうこちらの都合ってホント余計なんだなぁ と感じた次第です。

こちらの都合はもちろんありますが、息子の気持ちを汲むぞ!ときめたら、
もうこちらの都合は関係なく、ひたすら聞くに徹してあげるのが良いのかもな~、、と思いました。

「遅刻は遅刻。どんな言い訳をしても遅刻。」

これと似ていて、

「いやなもんは嫌。どんな理由を言われても嫌。」

なのだなと。

もちろん事情で思う通りにやらせてあげられない、というのはどうしても出てきてしまいますが、「気持ちを汲む」という所に焦点をあてると、こちらの言い分は相手にとって要らないものなんだなぁと感じました。

※これは、「気持ちを汲む」というところが目的ですが、
危険が伴うときはそれをしっかり伝える必要があるかと思います。子供が落ち着いてから、目を見てしっかりと。

 

ちょっと人との付き合い方でも、大事なヒントが隠れているような気がしました。

こういった対応が、良いのか、良くないのか?正直分からない部分もありますが、日々感じながら精進していく次第です!(笑)


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