その3 会で働いてみたら 〜私(母)と娘の心境の変化〜

教師の坂本先生がお子さんを会のアートスクールに入会させてくれました。実は、会で働き始めるずっと前に、一度体験レッスンに来てくれました。しかし、その時は入会されず、なぜその後入会することになったのか理由を聞きました。

その1その2からの続き


【6】会の先生の細やかな気配り

 

仕事をしている中で、まず驚いたのが先生の指導において生徒一人ひとりをよく見て、どんな小さなことも発見し褒めることでした。美術(ART)の世界は、どんな表現をしても大丈夫、これが基礎となり守られていると感じました。

 レッスンを続けていくと、緊張して固くなっている子は表現や言動を「認められ肯定された」と自信をつけて少しずつ緩んでゆき、先生にもお話をしてくれるようになります。次第にのびのびと表現するようになり、さらに世界を拡げて作品を創りあげていくようになります。反対に元気で自己表現は十分にできるけれど、ちょっと主張の強い子には、自然と聞き入れてもらえるような伝え方をします。

 

例えばお掃除のお手伝いを頼んだ時、

 ◉生徒「めんどくさ~い!」

 ◎会の先生「そうだね、めんどくさいよね〜!でもきれいになったらうれしい〜助かるよ〜」

一旦、相手を受け入れ共感します。

 

 こういったやり取りで信頼関係を築き、コミュニケーション力も深めていきます。

 家や学校であれば、「でもね、みんな頑張ってるからやろうね。。文句言わずにやってよね。」と否定しがちなことが多いと思います。自分の使ったもの、汚した場所をしっかり片付けるのも大切な教育です。しかし押し付けられるのでは子どもは素直に受け入れることができません。会の教室では、否定されず共感をしてもらえます。だからこどもたちは素直になれるのだと感じました。

 子どもだけではなく大人においても、このコミュニケーション力はとても役に立ちます。言葉は魔法で、伝え方次第で関係性は良くも悪くもなる、そのことがよくわかりました。先生方は良く伝わるように言葉の伝え方を熟知していて、尊敬とともに、自分の生き方においても見習いたいと思う指導ばかりでした。もっと早く知っておけばよかった、我が子たちにもこの教育を受けさせたかったと思いました。

 

【7】いつのまにか多ジャンルの美術に触れられる、充実のカリキュラム

 

 レッスンは一時間という限られた中ですが、知れば知るほどよく研究されたカリキュラムで、充分な達成感、試行錯誤をすることができます。

 子どもはレッスンを受けながら、いつのまにか自然と多くのジャンルの美術体験ができ、色々な素材にふれ、発想、視野が拡がり柔軟性をつけていきます。粘土、陶芸、紙工作、木工作、廃材アート、デザイン、アクリル絵の具、鉛筆デッサン、クロッキー、遠近法、建築デザイン、空間演出…と美術を幅広く堅苦しくならず楽んでいきます。

 子どもの作品は生き生きとしており、年齢ごとにそれぞれの表現がされ、とても愛おしいものばかりです。また、異年齢同士で同じ時間と体験を共有することで仲良くなり、友だちの幅も増えていきます。この「芸術による教育の会」のレッスンには子育てのヒントや生きるための助けになることがたくさん詰まっていて、いい事づくしです。

 お絵描きとか特定のキャラクターの描写など「単品もの」に固執しがちな我が子にも視野を広めてほしいと、ますます会の教室に通わせたくなりました。


続きはこちらから→ その4 ・その5


 


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