その5 会の教室へ〜私(母)と娘の心境の変化〜

教師の坂本先生がお子さんを会のアートスクールに入会させてくれました。実は、会で働き始めるずっと前に、一度体験レッスンに来てくれました。しかし、その時は入会されず、なぜその後入会することになったのか理由を聞きました。

その1その2その3その4からの続き


【11】会の教室へ

 

 そんなとき思い立ったのが会の美術教室でした。

 以前体験に参加した教室は近所にあり、レッスン時間が一時間の教室は、彼女にとってちょっとした癒しになるだろうと聞いてみると通ってみたいとの返事、野球以外何も習い事をしてない弟も一緒に見学をしてみて、二人とも入会する事にしました。ひょんなことに弟の野球チームメイトも習いたいということで、一緒に入会してくれました。

 仲間がたくさん増え、周りの生徒さんや先生との温かなやり取りがうれしいようで、楽しく通えるようになりました。

 お絵描き以外のジャンルにも触れられ、愉快な仲間たちとの時間がとても楽しく心のよりどころになったようで、彼女はこの教室はずっと続けたいと言ってくれています。縮こまっていた心がほどけ、本来の明るさを取り戻していったように感じます。

 

 私も娘の様子に安心し、だんだん落ち着くことができました。

 同僚の先生にも相談してきた中で「乾燥肌とか、オイリー肌とかあるみたいに、起立性も生まれつきの特性の一つだよね」とか、また実際に起立性のお子さんがいらっしゃる先生には「気にはなっちゃうけど、気にしないことが一番ですよ~」との助言を頂き気持ちが楽になっていきました。たくさんの子どもたちをみてきたベテラン先生の前向きな言葉に本当に救われました。娘に過度な期待をすることをやめ、見守りに徹し続けました。

 娘のバッティング姿だった私のスマホの画面も、アートイベントに参加した鴻巣の森で嬉しそうにヤギと散歩する「娘とヤギ」に替えました。

 

【12】子育てのヒント・生きる力を育てる「芸術による教育の会」

 

 このように、我が娘も私自身も会との出会いのおかげで生きる知恵をお借りし、救われ、変わりました。少しずつ前進していると感じています。

 どんな逆境でも、自分で考え、または周りの力を借り、創造する力を頼りに生き抜いていかなければなりません。「芸術による教育の会」では美術を通して、生き抜く知恵や工夫を身に着け、自己研鑽していくことができます。美術を通して自分の表現を形にし、認められ、失敗と成功を繰り返し、自信をつけて生きる力をチャージしていきます。

 

 私が親子で救われたように、私も仕事を通して人々の生きぬく力の支えとなり、「芸術による教育の会」が皆さんの心のよりどころになれるようこれからもがんばっていきます。

実際の待ち受け画面【娘とヤギ】

娘の作品

 


最初から読む → その1

坂本先生インタビュー → 近日公開予定


坂本久美(さかもと くみ)先生

芸術による教育の会・教師として1年6ヶ月勤務しています。
参加教室 旭(火) 松沢(水) 双葉台(木)


 


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